上海 飲食店経営の虎の巻

上海 飲食店経営の虎の巻

6本の包丁を抱えて上海に降り立ってはや12年。コネなし。金なし。根性なし。武器は板前の技術に、妻と娘の愛する家族。あれから十数年。もはや都市伝説となっている上海グリーンカードを取得してしまった私はこのまま中国人となってしまうのか・・・

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東京の不動産が上がっている。
問題が山積みではあるけれどオリンピック効果はさすがにすごい。

本日、ある中国人不動産業者から貴重な
話を聞くことができた。

彼女は東京で正規の不動産業としてビジネスをしている。


''中国人が東京の不動産を買い漁っている"

という話を耳にしたことはないだろうか。

しかしそこには日本人には知られていない
意外な事実があると彼女は言うのだ。


それは

''中国人は日本の不動産をそれ程買っていない''


とのこと。


実際に買っているのは


香港人。

もしくは台湾人だという。


”なんだ同じじゃん!”


と思われる方もいらっしゃるかとはおもうが
この違いはあまりに大きい。


なぜ中国人は日本の不動産を買わないのか。


突っ込んだ質問をしてみる。



それは買いたくても買えないとのこと。


一番の理由は現金を海外に持ち出せない。
その額年、僅か5万ドル。

これは中国人投資家にとってもっとも頭を悩ます問題だ。

また、通常の場合ロ-ンも組むめない。
日本の支店にある中国銀行を介して行なえる場合も
あるが利率も高いし、なにより売買契約後の審査に
なるのでリスキーこの上ない。


最後に彼女が語った言葉で締めくくりたい。



当社の顧客は香港人と台湾人。
大陸人は相手にしません。
彼らは口だけで実際に物件を買うことはありません。
現金も入れられないのに、自分がどれ程の大物なのか
ばかりを自慢したがる。

香港人の多くは詳細データのみで判断します。
実際に日本に来ることはありませんし、管理も任せてくれます。
台湾人も同じ。



では日本人は?っと、聞いてみた。



日本人は当社のような中国系では購入しませんし、
実際に買うと決めても
物件を購入するのに何か月も何年も悩み続けます。

ネットで服を買うようにマンションを購入していく
香港のOL達を相手にしていると、大陸人や、ましてや
判断に時間のかかる日本人と商売するほど私は気が長くありません。


日本人と遜色ないほどの日本語を操る彼女もまた
大陸人であった。