養子縁組を取り巻く環境

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司法書士事務所HOPの池田ですとびだすピスケ2

相続における養子縁組の問題について報じられました。

<最高裁初判断 相続税対策で養子認める 富裕層現状に沿い>
参照:毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20170201/k00/00m/040/133000c

相続診断士の方からも、養子縁組手続きについて問い合わせがあり、相続に関するお仕事をされている方は、養子縁組という制度に関心が高いのではないでしょうか?


まず基本的なお話ですが

Q.養子縁組はどこで手続きするのか?

A.市区町村の窓口です。


Q.誰が手続きするのか?

A.成人の場合は当事者が署名押印。
15未満の場合は親権者が署名押印(これを代諾といい、戸籍にもその言葉が載っています)。

Q.養子縁組は解消できるのか?

A.養子離縁届で解消できます。
話し合いの場合は、協議離縁
裁判による離縁は、裁判離縁
死亡後に離縁する場合は、死亡離縁を家庭裁判所の許可を得た上で必要

当初から縁組が成立していない場合、縁組無効裁判を起こし、無効の戸籍訂正をして解消


Q.未成年を養子にする時は?

A.原則家庭裁判所の許可が必要ですが、自分や自分の配偶者の直系卑属なら許可不要

養親側に配偶者がいる場合は、配偶者と共同縁組
※元々嫡出(親子)関係がある場合は、単独で縁組


Q.養子縁組をするのに同意が必要ですか?

A.配偶者や親権者の同意が必要になる場合があります。
※当事者の状況によります


本当に養子縁組はケースバイケースなんですが、主には上記のような話になります。

しかし親子関係を作るので、手続き以上に複雑な面もあります。

冒頭のニュースのような話や色んな問題を抱えやすいのが事実です。

本来養子縁組は親子関係を作ることで、扶養関係になることが目的ですが、その目的を果たしているのかは例年疑義があるとして、全国で話題に上がってきます。

市区町村窓口では、あくまで形式的審査の権限しかありません。

そのため、成人同士の養子縁組はその目的を明確にするために、家庭裁判所で許可を得るべきだという意見が、全国の市区町村から出てきます。

このような背景がある以上、相続における養子縁組についても、その背景をしっかり聞き取ることは大切だと感じています。

今回の話は少し専門的な部分もありましたので、詳しく聞きたい場合はお知らせくださいカナヘイうさぎ


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私も戸籍のプロとして、笑顔相続をサポートいたします。


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