雑な映画批評(仮)
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ヘルライド


雑な映画批評(仮)
2008年 アメリカ映画

原題:Hell Ride

監督:ラリー・ビショップ

出演:ラリー・ビショップ    マイケル・マドセン

    エリック・バルフォー  ヴィニー・ジョーンズ

    レオノラ・バレラ      ローラ・カユーテ

    ジュリア・ジョーンズ  デヴィッド・キャラダイン

    デニス・ホッパー


雰囲気だけですね


タランティーノ総指揮って情報&バイカー・バイオレンス・アクションっつうことで、完全に自分好み!と思って淡い期待を込めて観た作品。

ヴィニー・ジョーンズ出てるし。


出だしこそ「キル・ ビル」ヨロシク的な雰囲気でワクワク感あります。


ですが、正直面白くない。

ストーリーが面白くない。

キャラが魅力に欠ける。


そんなに登場人物多くないんですが、無駄に時間軸が前後したり、特徴に欠けたりする為、覚えられない。

それ故に、イマイチな脚本に拍車をかけるように、物語にのめりこめない。


話はバイクチームの抗争・復讐ってだけ。


しかし、バイクや仲間というよりも、「女」に比重がかかり過ぎてる感じがあり。

予告編では笑いありのスカッとするB級アクションって印象で、結構期待してたんですが、下ネタ(っつうか、裸の女とかをめっちゃ出してるだけ)で捻りもなく、笑えるシーンは特になし。


男な映画と思っても、チームとしての男同士の友情的アプローチも無い為、何となくカッコ良さげな雰囲気だけの映画になっております。

バイクもそれほど意味をなしてないし。


ヴィニー・ジョーンズは、モロ悪役&変態役です。

こいつがもうちょっとカッコ良ければな~。


正直、観る価値なしです。

バイク好きにもアクション好きにもおすすめは出来ませんね~。

運命のボタン



雑な映画批評(仮)
2009年 アメリカ映画

原題:The Box

監督:リチャード・ケリー

出演:キャメロン・ディアス   ジェームス・マースデン

    フランク・ランジェラ   ジェームズ・レブホーン

    ホームズ・オズボーン  サム・オズ・ストーン

Rating:☆


え?そっち系の映画!?


えーと、別に何の期待もしてませんでしたが、すげーっす。

ある意味で度肝を抜かれるっつうか、騙されるっつうかね。


あらすじ

ある日、ルイス夫妻の元に箱が届けられる。その箱の中には赤いボタンが付いた謎の装置が入っていた。不思議に思う夫妻だったが、その日の夕方、彼女らの前にスチュワートと名乗る老人が現れる。彼は装置の事を説明するのだが、それは「この装置のボタンを押せば100万ドルを手に入れることができる。しかし、世界のどこかに住んでいる、貴方の知らない誰かが死ぬことになる。」という恐ろしいものだった。夫妻はこの誘いに乗るべきか迷うが… (wikipediaより引用)


以下、ネタバレありです。


期待してないながらも、サスペンスというかサイコスリラーというか、そんなんだろうと思ってました。

理不尽なゲームに巻き込まれた夫妻がどうなるのか?的な。


前半はね、まぁそんな感じで、それなりにつまらなくはない。


原作は「死を招くボタンゲーム(原題:Button, Button)」という短編小説にあるらしい。

もちろん未読です。

ですが、おそらく面白いのでしょう。間違いなく。

短編ドラマとかだったら絶対に面白いだろうし。

ただ、この映画は確実に別物と容易に想像できます。

だって、ボタン中心の話っつうか、その要素は前半部分に集約されてるだけで、後半はアレっ?て感じです。


ボタンを押してしまったキャメロン。お金は入ったが、次に危険なのは自分らだと気付きます。

そこでその状況を打破しようと、夫がボタンを持ってきた男を追い始めます。

都合良く、キャメロンの父が警察官なもんで。


結論から申し上げますと、これはSFです(笑)

そのボタンを持ってきた男は、人間の力を超越した奴だったのだ!

ここら辺、「フォーガットン」という映画を彷彿とさせます。


見てる側に考えさせようとするカットが所々あるような気がしましたが、無意味。

主犯が神か宇宙人かは知りませんが、特殊な力持ってる時点で何も太刀打ちできません。

謎も何も、普通の見てる側は置いてきぼりになるでしょう。

故に、考えるのも無駄。

そんなどーしようもない状況で、ラストに向かうっつう。

ラストも勿論後味の悪さ抜群。

まぁ、誰も救われていないわな。


そんな不条理な映画っす。キャッチコピーも的を得てない。

興行収入がおもわしくなかったってのも納得。


サスペンス好きにはもちろんオススメ出来ません。

圧倒的な理不尽さが好きだっつう稀有な人位にでしょう、すすめられんのは。

エクスペンダブルズ


雑な映画批評(仮)
2010 アメリカ映画

原題:The Expendables

監督:シルヴェスター・スタローン

出演:シルヴェスター・スタローン、 ジェイソン・ステイサム

    ジェット・リー、 ドルフ・ラングレン、 ランディー・クートゥア

    テリー・クルーズ、 ミッキー・ローク、 ジゼル・イティエ

    エリック・ロバーツ、 ブルース・ウィリス

    アーノルド・シュワルツェネッガー

Rating:☆☆☆☆


シュワちゃんとかは、ちょい役だったんだね!


いやぁ、楽しみにし過ぎて、何の前情報も入れずに観たんですが、

シュワちゃんとブルース・ウィリスは友情出演程度だったんですね。


アクションスターの力比べ的な、ドンパチ展開を期待してたんで、

若干拍子抜け。まぁ、お話をとるなら、そんな展開な訳ないですよね。


以下、大雑把なあらすじ。

ソマリア沖で起こった海賊によるシージャックの解決の仕事を受けた、

バーニー・ロス(スタローン)率いる「エクスペンダブルズ」は、

身代金の交渉を行うも、メンバーの一人、ガンナー(ラングレン)の暴走により激しい銃撃戦に・・・。

海賊の殲滅には成功するが、薬物依存症に陥っていたガンナーを、ロスはチームから外すことを決める。

数日後、チームのマネージャーであるツール(ミッキー・ローク)から仕事の依頼を受けたロスは、

チャーチ(ブルース・ウィリス)という謎の男から、ヴィレーナのガルザ将軍(デヴィッド・ザヤス)の暗殺を依頼される・・・。


冒頭で述べた通り、超豪華アクションスターの共演という宣伝に踊らされた感あり。

但し、ちゃんと考えてるんでしょう。

シュワ知事もウィリスも物語の大筋に絡んできたら、誰が主役かわかんなくなっちまいます。

(自分はちょっとそれを期待しましたが・・・)

主役はあくまで監督でもあるスタローンだと。

そのスタローンの下に、ステイサムやジェット・リー、ラングレンなどを配置。

映画的には分かりやすい、はっきりとした配役になっとります。


話はただただ分かりやすい勧善懲悪の世界。

特に捻りはないっす。CGを極力排した、アクションが見物の映画です。

そこは期待を裏切らなかった!


ただ、仲間が豪華な割に、敵がお粗末。

ラスボスがこれかよ!って思わざるを得ないっす。

最後の方、ヒロインを連れまわすのも意味不明。

連れまわさなきゃあ、逃げられましたな。きっと。


気楽に見られて面白いっす。

ただ、「仲間感」的には「THE A-TEAM」の方が上かな。

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