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箇条書の日記が続いてた。
やっぱ同じ内容。
一応毎日なのか、そういうことばっか書いてある。
親父って、そういうとこにいたのか？
直で聞きたいけど、隠してあるぽかったし、もうちょい読んでみるかな。

第４番―７節

おかえりなさい。
少し、長かった気がしますね。

あの人は貴方に優しくしてくれましたか？
あの人は貴方に………


すみません、愚問でしたよね。
でも忘れないでください。
私や、このコも待っていたんです。

貴方が教えてくれたんですよ。

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【037　靴】
＜はき潰してしまえば、本望でしょう＞

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日付が書かれていない、日記なのかメモなのか分からないような代物。
やっとまともっぽいものは、ノートの半分目から。
いつも来ている人は先生。話を聞く先生。カウンセリング。先生ぽくない。勉強中。
話すのは難しい。とくにないから。ご飯の話をした。美味しくはない。味がないから。
必死に話そうとしたらしいが、どうも言葉が足りない。

第４番―６節

…………。
少し間を空けすぎた、か。

………。
唯一の居場所さえも、
自ら踏みにじ………！？

貴方は一体、
なぜここにいるのですか。

確かに私がいつもいる部屋ですが、
だからと言って、
貴方がここにいる理由にはなりません。

………。
………。
………待って、いた、と？

………。
はい、ただいまです。


――――にゃお

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【036　不安】
＜最期には誰もいなくなってしまうのに、
私は貴方たちを物質だと思えない＞

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４ページ

人と会った、物を食べた。
そればっかりだ。
やっと違うページを見つけた。
人と話した。いつも来る人。
今日も来た。
また来た。
数日間、いつも来る人がいつも来ていると記してあった。
これが多分親父のこと。