環境省は19日の政策会議で、今国会に提出する廃棄物処理法改正案を与党に示した。産業廃棄物の不法投棄を行った法人に対する罰金の上限を、現行の1億円から3億円に引き上げる。3月に閣議決定する。
 改正案では、排出事業者が事業所外に廃棄物を保管する場合は都道府県に届け出る制度を創設。建設工事で生じた廃棄物については、元請け業者が下請けの分まで含めて処理責任を負うことも盛り込んだ。
 同省の調査によると、2008年度には308件、20.3万トンもの不法投棄が判明。このため廃棄物の適正処理に向け、規制を強化する。 

【関連ニュース】
工場跡地洗浄めぐり3000万=筑波大教授かたる
産廃投棄、メーカー課長も逮捕=無許可業者に依頼容疑
粗大ごみを無許可処分=容疑で会社社長ら8人逮捕
ミサワホーム創業者など所得隠し=株売却の8億円指摘
産廃処理場に現金百数十万円=廃材に紛れて見つかる

<平野官房長官>こっそり東京離れる…危機管理担当で異例(毎日新聞)
両陛下がハゼ展を視察(時事通信)
木嶋容疑者、殺人罪できょう起訴 状況証拠重ね立証可能 埼玉不審死(産経新聞)
天領日田おひなまつり 町並み豪華絢爛に 大分(毎日新聞)
<医療事故書籍>集英社と毎日新聞記者 賠償命令判決確定(毎日新聞)