資産管理のための金銭的資産の有効運用(2) | SG大阪バラエティライブ                          ~FPのためのスタディ・グループ~

資産管理のための金銭的資産の有効運用(2)

コミュニケーションスキルを日々磨いている資産管理FPです

講演、プレゼン、会議etcが増え増えで、コミュニケーションスキルを日々鍛えています。

基本はやはりヒアリングスキル。

ただ、聞いているだけでなく、相手の反応や性格、本質的に何を言いたくて、何を求めているのかを的確に把握して、こちらはどのような反応で、いかなシナリオで、的確に会話を成立させて、こちらの意図した流れにもって行けるか、

ほんと、日々発見です

コンサルティングをする場合、どうしても相手より上目線で話がちですが、それではクライアントの腹に落ちたコンサルティングは難しいと実感しています。

やはりキーワードはヒアリングスキルですかね

それでは本日も行ってみましょう


金銭的資産の有効運用


金銭的資産の有効活用と言えば、アセットアロケーションによる資産分散によりリターンを減らさずにリスクを軽減し、リスク(価格変動)と仲良く付き合いながら金銭的資産を増やしていきましょう、という話をよく耳にします

それではリスクはどれくらいとれるのか

リスク許容度を測る方法として、金銭的資産、経験などを考慮する方法がよく使われます。

しかし、何のためにそのリスクをとるのかという明確な目的を持つことはあまりありません。

昔は、金銭的資産の多さが幸福の量、といった考え方もありましたが、最近では、購買することで幸福感を得ることが少なくなり、購入はあくまで手段として金銭的資産の多さが幸せの多さを示さなくなってきています。

では、本源的資産(効用、幸福を与えてくれるもの)とは何か

このブログで再々お話させていただきましたが、それは、家族であったり、地位であったり、経験であったりといったものだと定義させていただいておりました

このことを前提にすると、リスク許容度はその資産を得るために必要なリスクということになります

例えば、地位を得るために、時間がかかって金銭的資産は必要がないとした場合、金銭的なリスク許容度はゼロということになります

そうやって、得たい資産をしっかり定義して必要なリスク総リスク許容度を測る必要があります

具体的な手法としては、キャッシュフロー表を使う方法があります。

将来得たい資産を設定し、その期間にて必要な金銭的資産を算出し、キャッシュフロー上収支がマイナスにならない、もしくは所定の水準以下にならない金銭的収支がその人のリスク許容範囲となります

話は長くなりますので、今日はここまでにしたいと思います

次回はこの続きをお話します。

それではまた来週お会いしましょう