昨年は自分の人生にとって大きな転機となった年でした。自分の深層心理との葛藤という表現が妥当かなと思います。そうした一年の中で、ビジネス、プライベートの隔てなく過去を振り返る機会がとても多かったように思います。

自分が人として成長しているのか?これが自分の人生における大きなテーマなのですが、少し停滞気味だった成長を促進するためのヒントが詰まっている本を見つけました。



$パス出しつづけて30年、人生でもアシストします -ある社会起業家の日記-

自分の小さな「箱」から脱出する方法 アービンジャー インスティチュート (著)



過去を振り返ると上手くいかなかったことが比較的多く記憶されている自分に気付きます。根がネガティブなのか、調子が良い時は意識的にポジティブに考えられるのですが、悪循環にはまると完全にネガティブ志向が続くようです。

ネガティブ志向からの脱却のために、まずは人間関係を好循環に戻す必要があると感じていました。ビジネスでもプライベートでも人間関係が上手くいかない時があります。そういう時は誰とでも上手く付き合える人を羨ましく思ってしまいます。

でも、その人間関係もそもそもは自分と他人との関係なので、自分が変わりさえすればもっともっと人間関係が上手くいき、人生もゆたかになるとこの本には書かれています。自分が変わることって難しいと思いますが、他人を変えるよりはよっぽど簡単そうです。何より、変わってみようという気にさせてくれる本です。

「優越の箱」
「当然の箱」
「体裁の箱」
「劣等の箱」

自分がいつどんな箱に入ってしまう傾向にあるのかがわかると、対処法が見えてきます。目に見える変化はすぐに起きません。しかし、一歩一歩前進するためには継続あるのみですね。あと数十年生きられるでしょうから、日々自分を変える努力を楽しんで行こうと思います。



【読んでみてね推薦度】
★★★★★