おはようございます

 

 

兵庫県西宮市 

onewash(ワンウォッシュ)

ソーイング洋裁教室です

 

 

 

縫製工場の手法、

かんたん、手早く、きれいに縫えるコツ、

マチ針なし、しつけなしの合理的な縫い方を

自宅教室にてレッスンしています。

 

 




数年ぶりのお久しぶりな生徒さんから、

ご連絡がありまして、




「作りたいものが出来たのでまたお世話になりたい、実はこんなものを作りたいのですが、

サポートいただいて可能だと思いますか?!」

とご相談を受けました。

 



そして、生徒さんから画像を送っていただいた。






これはパペットなの?!

マスコット?!

最初は何なのか分からなくてね、

詳しくお話しを聞いてみると、

ゴルフのドライバーを入れるカバーらしいの。


 

私はゴルフをしないので、知らなかったのですが、ゴルフ界では人気のブランドらしく、ウエアやアクセサリー、もちろんゴルフバッグまで販売されている南カリフォルニア発祥のブランドで、

 

Monzee

 

 

そのブランドが販売しているゴルフのヘッドカバーを真似て作ってみたい!!

ということのようなんです。



モチーフはロバだそうですが、いろいろな生地で販売されているようで、

お値段が決して優しくないのです。


 

ヘッドカバー

 

 

 

でもね、

一つ一つ手作りのようで、生地もビンテージだったり、いろんな生地で販売されているのと、数も少ないのかすぐsold outになってるようです。



 

こちらの生徒さんは、

作ってみたいけれど、果たして実際に出来るのかどうか、めちゃくちゃ不安。

店舗も関西にはなく、東京1店舗のみで、実物を見たことがないあせる

頼るのは、SNSの検索のみ。

という状況。




最初のレッスンでは、実際のものの大きさや正確な寸法がイマイチ分からず、ネットで見た情報を頼りに、希望のドライバーが入るサイズに型紙を作ってみたのです。




ですが、生徒さん、

ゴルフ仲間のお知り合いに現物をお借りすることが出来た様で、実際のモンジーのドライバーカバーを次のレッスン時にお持ちいただいたんです。




すると、思っていたサイズよりもかなり大きいことが判明したのです。

普通のよくあるドライバーヘッドカバーと全然大きさが違っていて、高さだけでも大人の上半身くらいある感じで、ぬいぐるみみたいに綿もしっかり入ってる。




もう現物があれば、話しは早いです。

現物通りに型紙を作りましょう!

ということで、細かく採寸をして、



早速、製図と型紙作りに入っていきました。



要はぬいぐるみを作るようなイメージなのですが

観察してみると、

全体的には大きいのですが、

切替えパーツがとても多くて、それで立体的に完成されている感じでした。



 

 

パーツ数だけでも、
頭部だけでも、10パーツと、
胴体は、3パーツ、
プラス、腕、手、足、尻尾、
ロバなので、たてがみ?もあります。
↓お借りしたというMonzeeのドライバーヘッドカバー。こちらはナイロン素材。

刺繍がしっかりされていて、手が込んでる!!




お値段も色々あるみたいだけど

10〜15万くらいするようで、

お目々になってるやつは、ゴルフのアイアンをモチーフにされているらしくて、1ケ3000円するんだって!





そして、2回目のレッスンで、

型紙が完成しました!






生地は、デニムで作りたいということで、

デニム生地を買おうとされていらした生徒さんでしたが、お話しを伺っている中で、



履き古した着なくなったデニムパンツがありましたら、そちらをリメイクして使うのはどうですか?

とご提案させていただきました。

ユーズド加工があるデニムは、味があるので、リメイクにぴったりなんです。

 


 

捨てようとしていたディーゼルのデニムパンツが、上手く使えたと喜んでいただけました。




そして、裁断です。

型紙を置きながら、どこで裁断するのかをイメージするのも、またリメイクの面白さなんです。

 

 

 


作成した型紙を置いていくのですが、

このユーズド加工のアタリや、ペンキが施されていたり、ステッチを解いたそのアタリも、まためちゃくちゃ良くて私も好きな感じです。


 

 

 

パンツの裾が擦り切れたところをわざと使ったり、

モンジーちゃんの顔はどの部分にしようかとか、耳は左右で変えようかとか色々悩みながらも、「おもしろい~」と何度も。






裁断が完了したら次にミシンで縫っていきます。

パーツ数が多くてこんがらがりそうですが、

また縫っていく工程もおもしろいですよね。


 


一つ一つ丁寧に繋げて、まずは小さなパーツから、

頭部、胴体、という感じで作っていきます。



手足と耳が段々と出来てきました。

意外と長い手足です。20センチくらいあったかな?

手の中をふんわりさせるために、キルト芯を入れました。

耳にも少し入れています。

向かって左が耳です。

デニムのステッチを解いた箇所を使った部分も良い感じです。


 

 

小さなパーツを作ったら、

次にたてがみになる部分は、

コードを赤と黒、2カラー用意して、




上頭部にたてがみとなるコードをバランスを見ながらたたきつけていきます。

これも、現物のモンジーちゃんをよくよく観察すると、イレギュラーに付いてるの。



輪にして挟み込んでいるんだけど、互い違いになってたり、これも手が込んでる。



それも真似て同じように作ってみよう〜、ということで、


 

 


頭部ができました〜‼︎

頬の部分には、ポケット端のステッチや、デニムパンツのリメイク部分も、

耳には、白ペンキのハネも、


 

右頬には、パンツ裾を解いたステッチのアタリ、

ひゃ〜、ここまで出来て感動が!!

 

 

 

現物のモンジーちゃんと並べてみました。

うわ〜ぁ、と思わず声出ちゃうよね。

一緒だった他の生徒さんも、すごい!!



 

どんどん立体的になってきて、私も愛着が湧いてきたんです。



という感じで、とうとう完成されたんですが、長くなるので完成品はまた次回のブログでお会いしましょう。


めちゃくちゃかわいいです。

乞うご期待です。




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