思うことがあれば山に登れ、辛いことがあったら山に登れ・・と思うかは人それぞれ、歴史の教科書で一目見たことはあるであろう比叡山への通年アクセス路線となっているのが比叡山鉄道、通称「坂本ケーブル」と呼ばれるケーブルカーです。現存するケーブルカーでは日本一長く、中間駅も存在します。しかしその中間駅は斜面に作られており、特にもたて山駅は急斜面に板張りで枕木方向に角材が取り付けられただけの簡易な造りとなっており、雨天は滑落の危険があるので注意されたし。ちなみに、中間駅で降りるときは窓口で「○○駅で降ります。」という呪文を唱えなければ通過されます。
車内です。ケーブルカーらしく階段状の造りとなっています。
ドアです。細長く上部が円形となった特徴的な形となっています。そういえば、折戸のケーブルカーというのも珍しいですね。
運転台(?)です。実際乗務員はおりますが、運転は駅で行うものですね(^^;;
仕切りは植物をかたどったオシャレなものになっています。運転機能はありませんが、無線機器と手動ブレーキが設置されています。
天井です。照明は丸型のカバー付蛍光灯が3つ並んでいます。その間に設置されているのは・・ラインデリアでしょうか・・。
窓です。都合3段式で、中段窓は開閉可能です。
座席です。方向固定式のクロスシートが並びます。
肘掛は簡易なパイプ構造、座り心地もいいとは言えませんが乗車時間もさして長くないので「こんなもん」と言った感じで大目にみてやってください。
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