北越急行HK100形「ゆめぞらⅡ」仕様車 | 車内観察日記

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稼ぎ頭である特急「はくたか」を廃止させられた北越急行、現在は快速や普通列車が走るのみの第3セクターとなりましたが、「はくたか」の通過待ちや行き違い待ちが無くなったために、従来の普通列車と比べると所要時間が短くなったとのこと。そんなほくほく線のローカル輸送を担うのがHK100形です。



中でもHK100-8、9はイベント対応車となっており、「ゆめぞらⅡ」の愛称が与えられています。塗装もかつて存在した681系・683系スノーラビット編成に準じたものとなっていますね。団体運用などが無い日は他のHK100形と共通運用となっており、超快速「スノーラビット」にも充当されることがあります。


ロゴマークも入れられています。


車内です。一般用のHK100形はボックスシートですが、この車両は転換クロスシートとなっています。


ドアです。片開きドアで、半自動機構を備えています。右側に開閉ボタンがありますね。


運転台です。運賃表示機はLCDディスプレイ化されています。この車両、デッキは無いのですが、それなりに積雪も多い地域を走る車両らしく、風除けのアクリル板が立てられています。


中間連結時、車掌台側は開放されています。


天井です。「ゆめぞら」号のウリは、長大トンネル進入時にプロジェクターを利用した動画を天井部分をスクリーン代わりにして放映するもので、その機器の一部として荷棚にプロジェクターが載っています。照明も荷棚の奥から照らす間接照明となっています。


窓です。一枚窓で、日除けは横引き式のカーテンとちょっぴり豪華仕様です。

座席です。転換クロスシートで、ヘッドレストにはビニール製のカバーが掛けられています。
 

JRなどでも見ることが出来るごくごく普通のもので、座り心地もまずまず。直江津-越後湯沢の乗車距離ではそう問題ないでしょう。窓側にはご丁寧にも全席テーブルが設置されています。

車椅子スペースです。握り棒が設置されただけの簡単な仕様です。隣にはくず物入れが備わっていますね。
 
近年、投影装置が新型のものに交換されたとのことで、その様子がこちらとなっています。
 
窓の柱に張り付いているものがそれとなります。この時も当該区間に乗車出来ずだったので、今度こそは乗車してみたいですね(笑)