能勢電鉄6000系 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。


2014年8月、阪急6000系の特急日生エクスプレス対応編成の1本が突然能勢電鉄へと譲渡されました。


その編成が6002F、ドア横の社章も能勢電鉄のものに貼り換えられています。

なお、車両使用料相殺の為の相互乗り入れ化による譲渡と思われ、保有会社が変わったものの運用は以前と変わっておらず、阪急宝塚線の8連全ての運用に出没しており、能勢電鉄へ入るのは平日の特急日生エクスプレスのみとなっています。


車内です。阪急時代から大きく変わったところはありません。しかし、阪急時代から更新について何やら怪しい経歴を辿っているようです。


ドアです。化粧板が他の側壁と比べると濃いものとなっています。現在の新車・リニューアル車ではこげ茶色のものが使用されていますが、それと何か関係があるのかもしれません。


一部の窓は8000系に近い色調となっています。

車端部です。仕切り扉は窓が大きなものです。こちらは化粧板の貼り換えがされていません。


また一部車端部には車椅子スペースが設置されています。


天井です。冷房吹き出し口が数多く並んでおり、その冷気をかき回すためのローリーファンが設置されています。


座席です。オールロングシートで、ドア間は8人掛けとなっています。移籍と同時にモケットを貼り換えており、この時は新品に近いモコモコした触り心地となっておりました。


最前面直後の2人掛けです。袖仕切りは相変わらずシンプルなパイプ式で、肘掛としては使いづらいものがあります。


車端部の5人掛けです。消火器が車外に飛び出る形で収納されているため、客室内に出っ張っていないのがいいですね。座り心地は安定の阪急クオリティ、座面のバウンズ感は健在です。その代わり、背ズリは割と薄めになっており、背ズリのボリューム増加は7000系後期車まで待つことになります。


車椅子スペースです。こちらも更新工事と関係があるようです。車椅子マークは白地に青文字という珍しい配色になっています。

能勢電鉄譲渡後もこれまで通りの活躍が見込まれます。

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