国鉄型車両のリニューアルといえば、JR西日本の体質改善が見違えるような改造として有名ですが、近年使い捨てが基本のJR東日本でも信越地区を中心にリニューアルを行っています。長野地区の車両は引退まで信州色のままで活躍し、一部編成がしなの鉄道へ移籍していますね。
車端部です。化粧板が白系のものに貼り替えられたため、かなり印象が異なります。
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優先座席を有する車端部です。吊革がオレンジ色のものへ交換されています。
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そしてトイレを有する車端部です。
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最前面です。画像は増結時に中間に入った車両となっています。上部の保安機器が相変わらず物々しいです。
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天井です。天井から張り出した冷房装置も全くそのままです。蛍光灯も間隔を置いて設置され、当時は一部は抜き去られていました。白系で明るくなった化粧板とのトレードオフと言った所でしょうか・・。
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窓です。こちらはあまり変わりませんね。
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さて座席です。まずはボックスシートから。新しいものに交換されており、肩部が微妙に切り取られていますね。
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持ち手は従来のような形状ですが、「X」状に配置された肘掛がスタイリッシュです。座面がバケット形状になり、クッション性も程よいものとなっている一方で、背ズリの腰部分が張り出しを抑え目にしていること、また上部も国鉄型ボックスシートと比べると幾分低くなっているのが残念といえば残念。
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ドア横は2人掛けのロングシートとなっています。袖仕切りはまた後程。
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トイレ横は変わらずにボックスシートが配置されています。妻面の横幅が切り詰められているところは座席の交換前から変わりませんね。
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車端部は2+3人掛けのロングシートです。バケットシートで、座り心地は柔らかめの程よいものです。最近の新系列車両のようにイタズラにバケット形状を強くしていないので、空いているときはそれなりに寛ぐことができそうです。
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優先座席はJR東日本共通の灰色の座面に赤いストライプのモケットです。
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運転台直後は2人掛けです。
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ロングシートの袖仕切りをアップしてみましょう。アクリル風防が増設され、冬季のドアからの寒風を防いでいます。従来のパイプ式の袖仕切りもそのまま残されているので、肘掛としての機能も幾分期待が出来ます。どうしてこういう袖仕切りが作れるのに、新型車両ではあんなどうしようもない板となるんでしょうねぇ(呆)
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最後にトイレです。中は和式のままですね。特筆すべきは、手前側に座席を取っ払った上で車椅子スペースを設けたこと。寒冷地らしく、握り棒や非常通話装置のほかにヒーターも設置されていますね。
さてこちらは2019年時点で最後の活躍を続ける新潟地区所属編成です。現在の塗装はこちらが主流ですね。
晩年とも言える現在はかつて新潟地区を走った国電が纏っていた塗装を復刻した編成が続々と出ていますね。地平の新潟駅も、まもなく完全に過去のものとなるでしょう。
車内です。長野地区の車両と異なり、座席モケットがアイスグリーンとなっています。
座席、まずはクロスシートからです。
モケット以外は特に変わったところはありません。その背ズリの薄さ、裏側の人が少し動いただけでも振動がモロに伝わってくるという…。
ロングシートもこの通り。袖仕切りもアクリル板を増設したものです。
最後に優先座席とセットになった車端部のロングシートです。優先座席の柄はどこも変わりませんね…。