京王9000系30番台 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。


さていきなり朝の京王名物、「電車渋滞」です(^^;; 紹介するのは奥に見えている9000系、中でも都営乗り入れに対応した30番台です。全列車10両編成となっています。


車内です。コストカットのため、0番台とは車内の様子が少し異なっているようです。


ドアです。従来化粧板が貼られたドアとなっていたのですが、この番台では省略されています。さっそくコストカットの影響がかなり出ています(^^;; ドア上には時代を反映してかLCDディスプレイが設置されています。


車端部です。0番台では灰色の木目調化粧板だったのですが、白の無地となっています。仕切り扉は窓が大きいものです。


なお反対側の車両には仕切り扉はありません。あくまで風の通り抜けを防止するためのもののようです。地下線内は騒音が大きくなるだけに、全車両設置とはならないですかねぇ・・。


最前面です。こちらも化粧板が白色になった以外は0番台と変わり有りません。


天井です。照明はカバーの無い蛍光灯、この時は節電のため一部が抜き去られていました。ラインデリアは一部のみの設置となっています。


窓です。この番台では日除けは省略され、着色ガラスとしています。このお手抜き仕様、何とかならないものでしょうか・・。


座席です。ドア間は7人掛けとなっています。袖仕切りは0番台の中途半端な大きさから大型のものになっています。幾分の進化が見て取れますが、窪みの浅さと下辺の高さは相変わらず・・。


車端部の優先座席です。5人掛けとなっています。座り心地は0番台と変わりなく宜しいとは言えません。


車椅子スペースです。付帯設備は握り棒と非常通話装置となっています。

「コストカット」と「接客レベルの低下」は比例していくもので、さりげない所であっても手を抜かないことが、サービスを提供する会社として在るべき姿ではないでしょうか。

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