阪急1300系 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

京都線の新系列として活躍する1300系です。神宝線で活躍する1000系 とは、車体寸法や主電動機などが異なっています。そのため、加減速時の走行音が1000系よりも大きくなっています。

 


登場時は不調が多く、2014年6月まではトップナンバーが休車、画像の1301Fもしばらく運用が固定されていました。


後に1300Fも復帰し、運用の柔軟度が増しています。初期故障を克服したようで。



車内です。当たり前の話ですが、1000系と全くと言って良いほど変わりません。


ドアです。窓の大きさが側窓と同じ大きさに戻っています。今でも決して悪くはありませんが、先代の眺望性は一体どこへやら・・。


大型LCD表示機も千鳥配置で設置されています。フォントが9000系列のような幕に準じたものではなく、どこでも見ることが出来るような文字になってしまったのが残念ですね。バックは京都線のラインカラーである緑となっています。決して準急運用だから、と言ったことはありません(^^;; 面白いのはドアの開閉案内。映像のドアにもしっかり木目化粧板が貼られています。そしてドアが開きます(笑)


座席です。ドア間が3+2+3の8人掛け、車端部が3+2の5人掛け、最前面が2人掛けとなっています。袖仕切りは以前の説明の通りとなっています。要するに、相変わらず大きさが中途半端だと。そして内側のFRPが非常に安っぽい。中央の仕切りであれば従来のように肘掛として使用できますが、混雑時には取り合いとなります。というか、迂闊に肘を置くと、隣の座席に肘が侵犯します。遠慮がちに使用しなければなりませんね。座り心地ですが、やはり最近の阪急の傾向なのでしょうか、少し硬めですね。硬めならそれなりに形状を工夫して欲しいところですが、座面は良いとして、背ズリが外側に弧を描く形状になっているため、着席する体勢とは真逆の形状をしていると言えます。月日が経ちほぐれてこれば程よい座り心地になるように考えられているのであれば良いのですが・・。

フリースペースです。付帯設備は握り棒のみです。横の2人掛けと向かい側の5人掛け座席は優先座席となっています。画像は現時点での優先座席です。2014年7月中旬から、順次このモケットは見られなくなってしまいます。この系列とゴールデンオリーブ色のモケットの組み合わせは、かなり短期間で見納めになることになりますね。

 


さて、1300系も順次増備されており、初期車から一部マイナーチェンジされた編成が登場しており、従来車もそれに合わせた変更が行われています。

 


現在の車内。1000系と同様、袖仕切りに変化が見られました。

LCD表示機、堺筋線ではバックが茶色になるのですね・・。



天井です。窓より下はこれまで通り木目調の化粧板やゴールデンオリーブ色の座席等色彩豊かですが、天井は激しくグレートーンになってしまいました。照明はカバータイプのLED灯、従来の照明カバーをイメージしたものにしているのは努力賞ですね。


窓です。一段窓とフリーストップ式のロールカーテンの組み合わせは今時の電車らしいですね。窓枠や柱も無機質な銀色になってしまったのがつくづく解せません。「お客様の目の届くところ、手の触れるところは質を落とすな、手抜きをするな」とは長年阪急の車両作りの根底にあるひとつの理念だと思っているのですが…。


座席です。変更があったのは袖仕切り内側です。


内側の素材が光沢を抑えたものとなり、安っぽさが軽減されています。が、個人的にはこの袖仕切り自体、形状を一から見直して欲しい。

最前面の2人掛けです。前面展望はこちらから。

 


優先座席を有する車端部です。視認性向上のため、かなりの変更点が見られます。

優先座席部分の窓です。指定位置変更以降、ロールカーテンについては全系列がこのタイプに置き換えられています。これで日除けを降ろした状態でも優先座席であることが認識できるようになっています。

 


座席です。モケットがゴールデンオリーブ色からワインレッド色に変更されています。当初は見慣れないため違和感がありましたが、最近では装備する編成も増えてきたため馴染んできたように思えます。慣れとは怖いですね。

フリースペースです。戸袋部分上部の握り棒が未だに新鮮です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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