尾崎士郎について | 七転び八転び!? 15分で1冊 

七転び八転び!? 15分で1冊 

人生、いいことの方が少ない。

「薬害エイズ訴訟」の体験とそれまでの過程、読書の感想と要約をを綴ります。

・経歴


愛知県出身。

早稲田大学を中退。

懸賞小説で入選し本格的に作家活動を始める。

都新聞に「人生劇場」を連載し20年以上続く。


・エピソード:


・懸賞小説で一位だったのは宇野千代。

・後に宇野千代と結婚。しかしその後破綻するが原因は梶井基次郎が宇野千代に言い寄ったこととされている。

・愛国的な文学者の団体、文学報国会の理事を務めたため、戦後、公職追放

・酒に酔うと気前がよくなり、人に物をあげるのが癖

・作者と宇野千代は会った夜、同棲をはじめた。宇野千代がおしかけた

・萩原朔太郎が近くに越してきて、一家そろってダンスばかりをしはじめた。



・全体的な感想


代表作の「人生劇場」は響かないが、所々の作品にはいいものがある。


作品数を見るとかなり多作だということが分かる。

ということは凡作もあったのだろう。


「人生劇場」も含め男臭い作品が多いし時代が求めているとも求めようとしているとも思えない。

忘れられていく作家なのだろう。