・読み終わった日:2009年6月21日
・人物:
卑弥呼、長羅(卑弥呼の夫)、訶和郎(カワロ、卑弥呼の元夫)、反絵(卑弥呼の弟)
・ストーリー:
卑弥呼を男たちが奪い合う。
卑弥呼は訶和郎の夫だったが敵の将軍の長羅に殺され長羅は卑弥呼を見初め卑弥呼を妻にする。
その後、卑弥呼の弟の反絵は卑弥呼を取り返す。
長羅はショックを受けて衰弱していくが卑弥呼を取り返すために戦いを仕掛ける。
戦いの中、二人は絡み合いもつれ合いながら死んでしまう。
そこにいた周りのものは呆然とするしかなかった。
・感想:
文章も中身も難しく、かつ人物関係を追いかけるのも難しかった。
じっくり読むと味わいがあるかもしれないがもうちょっと読み手に優しく精緻化してほしかった。
著者のデビュー作品らしいが、それを知ると文章に肩に力が入りすぎていると感じるのは気のせいか?
異性と姉弟という違いはあれど一人の女に惚れた(?)角度の違うラブストーリーなのか。