今日は、使ってみて気づいた問題点を書いてみましょう。
 
 
●タイムラグがある
 
リモート接続のため、やはり若干タイムラグがあります。
サーバ側、リモート側と、もう少し高速な回線につながっていれば問題ないのかもしれませんが、フォトショップなどで細かな加工をする作業は少し辛く感じる場面はあるかと思います。
でも、パワーポイント、エクセルの作業やメールを入力する感じであれば問題ありませんので、オフィス用途で考えるとおおよそ問題ないレベルかと思います。
 
 
●ショートカットの対応が完全じゃない
 
ショートカットキーの対応が完全ではありませんので、ショートカットキーを多用する方は不便を感じるかと思います。
「コピー&ペースト」「開く」「閉じる」と言ったアプリケーション内のショートカットはおおよそ問題ありませんが、ウインドウの切替や、ショートカットによってアプリケーションを起動させると言った、OSの機能を使うショートカットは使えないものもあります。
「ScrollLock」キーを押すことでサーバ側のショートカットを有効にすることはできますが、それでも全て有効になるわけではありませんので操作に慣れが必要な部分はあるでしょう。
 
これは、個々人のショートカットの使い方によって、影響度も大きく違うでしょうね。
私のようにショートカットを多用する方は非常に不便に感じるでしょうけども、マウスを多用する方はそれほど不便を感じないかもしれませんね。
 
また、「TeamViewer」自体は、Win-Macの接続も可能なのですが、ことショートカットに関しては、おおよそ無理と思っておく方が良さそうですね。
 
 
●メモリは多い方がいい
 
リモート側 PCは、メモリは多い方がいいようですね。
理由は、常にサーバ側の画面の情報を動画で送られてきていて、リモート側は常にその情報を受け続けているわけなので、リモート側はそれを受け続けるだけのメモリが必要なようですね。
ただ、昨今は、モバイル PCでも 1GBは平気でのっていますので、それ以上あればおおよそ困ることはないかと思います。
ただ、接続している間は、徐々にメモリを消費し続けていきますので、重くなってきたなぁ。と思ったら、定期的に接続を Off、再接続をする方がいいみたいですね。
実際に、作業をしながら接続しっぱなしにしていたら、丸 1日で 1.5GBほどのメモリを消費していましたので。
 
 
●ゲームを接続することはできませんでした
 
いろいろ実験をする中で、とある 3Dのオンラインゲームを起動させてみることにしました。
このゲームは、非常にグラフィックが綺麗なのですが、そのために高いグラフィック性能を要求するワケなんですが、このゲームが起動したとたん、何もできなくなってしまいましたね。
こういうことが起こらないようにするためには、無用なアプリケーションを立ち上げない、と言うことはあるのですが、いざというとき再起動できるように、サーバ側の TeamViewerは、インストールをしておく方がいいのでしょう。