でもね 誰か行っていたけど 何でも 気の持ちようじゃないの
食欲 なさそうな顔で ストロー 噛むなら僕を噛んで
街ゆく恋人や外人を 気の済むまでうらやんだら
感情の波をクロールで横切ってゆこう 永遠の河を行くスイマーよ
堂々としてるフォーム なんか多分そんな感じで きらめきを見逃さないように
ていうか 何も始っていない だから まだ何も終わっていない
夕闇に 飲み込まれそうな わが身に うっとりしてるだけ
無理矢理でもいい ここはひとつ 「どうもありがとう」って叫んだら
純情の海をクロールで横切ってゆこう 僕らは悩み多きスイマーだ
かいて 強くかいて 喜びにタッチすれば 明日も捨てたもんじゃないだろ
沈んでゆくのも 平和に浮かんでるのも 泡のようにはじけ飛ぶのもいい
迷いを吸い込み 自信を吐き出して これからどこまで行こう
少々のことで 見えないくらい小さなことで 流れをつかみ損ねるスイマーよ
ボーっとしてるうちに 濁らせちゃった水の中 しっかりと目を凝らして行こう
終わることのない悲しみを喜びに すべての失敗を成功に
あふれこぼれる嘆きを歌声に 魔法じゃない じゃないけどできるよ