4月12日 バケットハット全貌
みなさんこんにちは
今日の福岡は雨です
明日からまた寒の戻りがあるらしく・・・(((( ;°Д°))))やだな~
さて、少し前に告知しました
バケットハット(バケツハット)ですが
みなさんが見て分かりやすいように、10オンスデニム(ジーンズのリメイクですが)
ステッチは白で作ってみました
ステッチのあるところが接ぎ目です。もともとのジーンズの継ぎ目が見えますが
これは継ぎ目ではありません
トップクラウン1.サイドクラウン1、ブリム1の3つのパターンで構成されています
今日は説明と画像が多いです
*帽子はLサイズです
まず、下記事でエリゾさんが被っていたのと同じブリムの曲げ方です
後ろはダーツを取ってギャザーが入っていますが
実際の基本の仕上がりはこういう形になります
(タックを取る前)
バケツっぽいですよね
後ろクラウンがかなり深くなって、衿足を覆うくらいです
私はこれはこれで好きなのです
顔全体も日蔭になりますし
つば広よりも日焼け防止になりそうです
耳まで覆うので、通常より1センチサイズが大きくなっています
前から見るとこんな感じですね
顔が完全に覆われた感じです
ブリムをあげても結構深めです
トップクラウンは
前後非対称の、楕円になっています
ノッチ(合い印)は8か所あるので、縫い合わせは楽ですよ♪
では後ろに仮タックを取ってみます
クラウンのちょうど中心から1・5㎝指でつまみ
下に倒して
マチ針で留めてある部分を上から押さえ縫いします
*後ろ側にギャザーを寄せると、1センチほどサイズは小さくなります
またタックの寄せる量で、ワンサイズ(1・5~2センチ)小さく感じることもあります
(パターンは1度のタックで60センチ仕上がりになるようにしています)
また頭の深さは人によって違います
自分の一番被りやすい深さに調整することができるので
ゴムではなくタックで調整するようにします
ブリムを下ろした感じ
顔を覆う部分が若干少なくなりました
ブリムを上げたところ
軽快でカジュアルなイメージです
横から見た感じ
前だけブリムをあげる
帽子をかぶり慣れない方、または帽子が似合わないと思っている方には
こんなかぶり方をお勧めします
とても自然です
*前ブリムの継ぎ目はジーンズの継ぎ目です
後ろ側のブリムだけ曲げてチロル風に
裏はサイズテープ無しのリバーシブル仕立てです
今までのサンプルのように、ボトム用のしっかり目の生地を使えば
ジャブジャブ洗っても大丈夫ですね
(洗濯機はNGです)
今までとどこが違うのだろうと思われる方
よくクラウンのトップを見てください
丸くもなく、角ばっても無く
こんもりとした山高帽のようになっていますね?
これが女らしすぎず、男らしすぎず、中世的な役目を果たし
小顔に見せつつ、頭もコンパクトに見せる効果があります
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ナチュラル系のファッションと言えど
やはり毎年少しシルエットが変わっていたりしますよね
私も今年はジーンズがかなりダボッとした感じになりましたし
シャツやカーディガンもワンサイズ大きめだったり
ルーズでワークウェアも着る機会が多くなりました
それで今までのハットやクロシェではバランスが取りにくいこともあり
今回のようなカジュアルなハットとクロシェの中間みたいな帽子を
作るきっかけになったのです
ボーダーTEEシャツにジーンズのようなラフなスタイルから
リネンコートにゆったりボトムのような難しいバランスにも合いますし
オーバーオールやサロペットなどの可愛いアイテムにもぴったりです
娘達も欲しがっているので(自転車で飛ばないから・・笑)
また作ってみて被ってもらいますね
長い説明を最後まで見ていただきありがとうございました
あ・・・最後になりましたが、ポケットってパターン要りますかね?(;´▽`A``