質問は質問で返せ
今回僕が伝えたいことは・・・
「答えにくい質問は、質問で返そう」です。
え?質問って、質問で返しちゃいけないんじゃないの?
って思った方もいるかもしれません。
「質問を質問で返すな」って言う人いますからね。
が、そんなこと、説明力をあげる為には気にしてられません。
だって、質問返しにはこんな2つのいいことがあるからです。
――質問返しをオススメする理由――
オススメする理由はこの2つ。
① 「相手が聞きたかったことをズバリ言える」
② 「1度に話す文章を短くできる」
これだけではわかりにくいでしょうから、例をだしましょう。
――― 例 ―――
①「相手が聞きたかったことをズバリ言える」の例
・ダメな例(質問返しをしない)
Aさん
「~さんの意見について、どう思いますか?」
Bさん
「そうですね。確かに、いい事を言っているとは思いますけど、
実現できるかどうかが心配です。でも、Aさんは実力があるからやってくれそうな・・・」
Aさん
「・・・・」
・よい例(質問返しをする)
Aさん
「~さんの意見について、どう思いますか?」
Bさん
「それは、賛成か反対かが知りたいのですか?」
Aさん
「はい、そうです」
Bさん
「賛成です。いい事を言っていると思いますし、
~さんは実力があるからやってくれそうです。」
Aさん
「なるほどですね。」
このように、相手が聞きたかったことをズバリ言うことができます。
② 「長々と話さなくてよくなる」の例
(スクール生が実際に質問返しを使った時のコト)
・ダメな例(質問返しをしない)
Aさん
「10月分のタイムシートをそちらに持っていってもいいですか?」
スクール生
「今日は無理です。他の日ならば、OKです」
Aさん
「わかりました」
・よい例(質問返しをする)
Aさん
「10月分のタイムシートをそちらに持っていってもいいですか?」
スクール生
「いつですか?」
Aさん
「今日です」
スクール生
「今日は無理です」
このように、一度に話す文章を短くすることができます。
「相手が聞きたかったことをズバリ言える」
「1度に話す文章を短くできる」
この2つの恩恵を受けたい方は、
「答えにくい質問は、質問で返す」べきなのです。