焦ってたくさん話してませんか? | 説明力講師が教える「説明力オンラインスクール」のブログ

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複雑な説明をする時や、急に話をふられた時。
頭が真っ白になり、説明がごちゃごちゃになる。
そんな説明下手さんの為の少人数制スクールです。

●対面での受講(福岡市内)
●ビデオ通話での受講
の2種類があります。




稗田・・・山田と同じ会社の先輩。元説明下手。


山田くん・・・稗田と同じ会社の後輩。説明・理解力不足で悩んでいる。






山田くん

「先輩。今日客先から電話があったんですけど、何言ってるかわからないって言われて

他の人に代われって言われてしまいました・・・。

何でこうなってしまうんでしょうか?」





稗田

「僕が見ている感じでは、山田くんは“複雑な話もいつも通りに話してる”

から、そう言われるんだと思うよ。」




山田くん

「複雑な話をいつも通り?それってどういう事ですか?」




稗田

「説明には大きく2種類あるんだ。

A 最小限の言葉で話す方法

B 色々言葉を追加して話す方法。




山田くん

「何か、たとえあります?」




稗田

「うん。例えば、お店に買い物に行ったとする。

Aなら Tシャツあります?→ はい。

Bなら Tシャツあります?→ はい。ありますよ。今年の流行は~・・・

という感じ。」




山田くん

「そういうことですね。2つの違いはわかりました。

そして、僕に起きてる問題ってなんですか?」




稗田

「Bの方法でしか話せないことだよ。」




山田くん

「Bって友達とかと話す時の感じですよね。

ふられた話題を広げるような。

確かに、色々話しちゃってます。」





稗田

「説明下手の人は、頑張ろうとしていろいろ話すんだけど、

そのせいで説明下手(相手にわかりにくく)になってる事に気づきにくいんだ。」





山田くん

「確かに、今言われるまで気づきませんでした。」






稗田

「今気づいたなら、ここからはじめる事ができる。

最小限の言葉で説明する。

最小限の言葉で相手の質問に答える。

これを思い出しながらやってみるといいよ。」






山田くん

「わかりました。」






稗田

「ちなみに、話が簡単なときはこれは気にする必要はない。

いつも通りBの方法で話していいよ。

でも、“相手がわかってないようだな・・・”とか

“自分でもわからなくなってきた・・・”とか思ったら、

すぐにAモードに切り替える事。」





山田くん

「使い分けですね。OKです!」










●まとめ


①まず、普通に話す。


②次に、自分や相手が混乱してきたら、最小限の言葉で話す。