今日で今期のパートナーストレッチ講習が終了。


こういうものを指導するのは、
とりあえず形を伝えるならば簡単で、
細部にまでこだわれば、伝えるべき事柄は際限ない…





だが、形は無論大事だが、
全てのベースになるのは、
「他者への慈しみ」の精神である。





私は、トレーナーに最も必要な資質は「臆病さ」であると思っている。



臆病であるからこそ、
「これで良かったのか?」
「もっと良い方法があったんじゃないか?」

と思えるわけで、
それは裏を返すと、他の人に対する「慈しみ」であると思うのである。




これは、例えば組織の上長の立場の方々にも当てはまる事である。



自分の指示の出し方はこれで良かったのか?


自分の在り方は、部下の成長に役立っているのか?


自分の考え方は、組織の目指す方向に合致しているのか?
いや、合致していないとしても、自分の考え方の方が妥当性があると、
論理的に説明がつくのか…?





臆病であって、
慈しみ深く…






それが、ひいては自分の仕事を愛している事になり、
つまりは自分に対する「慈しみ」なのではないか、



と思えるのである。