ハノイはこの季節特有の雨模様。あと2ヶ月もすると地獄のような高温多湿の夏が来ると思うと、憂うつです。
今日はベトナムの話題です。
2月、マレーシアで金正男殺害に関与したとして拘束されているベトナム人女性が4月の裁判で有罪になった場合、絞死刑になると見られています。死人に口なしで問題に迷宮入りになってしまうのでしょうか?日本でも最近、政権が絡んだ似たような話がありますね。
タインホア省で党委員会書記の愛人とされる女性が年若くして異常とも言える昇進をする一方で出産し、個人の家、不動産を所有。党書記の子供か詳細な報道はわかりませんが、今月、メディアでこの事件が報じられ、注目の女性は「ホットガール」として話題になっています。
この週末からベトナムの人々の関心はキングコングに注がれています。
ハワイ、オーストラリアとともにベトナムのニンビン、クアン・ビン、ハロン湾で昨年、本作「Kong: Skull Island」が撮影されました。第二次世界大戦、ベトナム戦争の時代にコングが住む南海の未開の島が舞台、という設定です。
ハリウッド版ゴジラのプロデューサーが手がけているだけあり、ゴジラと同様、ゴングも核の申し子とされ、内容もハリウッド版ゴジラを見ているようです。次回はゴジラ対コングもあるかもしれません。
ベトナムへの観光誘致の目的もあり、地元メディアで本作が盛んに宣伝されています。
3月9日、ホーチミンのコングの上映イベントで原住民に扮するダンサーの松明がコングの巨大な人形に引火するハプニングがありましたが、幸いゲガ人はなく、文字通り炎上、怪我の功名になりました。
皆さん、ぜひベトナムに遊びにいらして下さい。