普段ITネタばかり書いているNao.SekiGですが、実はテニスという趣味がありまして
昨日(10/5)は東京有明テニスの森公園 で開催されているAIGオープン (5日目)に行ってきました。
この日は女子シングルス準決勝、男子シングルス準々決勝、男子ダブルス準決勝、女子ダブルス準決勝が
行われました。
実はプロの大会を生で見るのは初めてだったのですが、息詰まる高速ストロークの応酬や
華麗なネットプレーの数々が見れて本当に興奮しました。
それに素人の私にも参考になるプレーが多かったです。
特にボレーをすごくやわらかく打っていたのが(もちろん強打するときもありましたが)印象的でした。
今回観戦した試合の中でも特に良かったのが男子シングルス準々決勝のダビド・フェレールとフェリシアノ・ロペスの一戦 です。
共にスペイン人の2人ですがプレイスタイルは違っていてフェレール はベースライン付近から強烈なトップスピン
を打つ典型的なクレイコーターのスタイルなのに対して、ロペスは強力なサービスを武器としラリーになるとスラ
イスを多用して緩い球が上がればすぐにネットに詰めてボレーやドロップショットを叩き込むというスタイルで
ロペスが鮮やかなボレーを決めたかと思えば、フェレールが「そんなの無理だろ」というボールに追いついてパス
を決めたりといった感じで、今年のウィンブルドンのフェデラー vs ナダル を思い起こさせるような試合でした。
最後はロペスのサービスに慣れてきたフェレールが押し切りましたが、2人とも素晴らしいプレーをしていたと
思います。
残念だったのは元ウィンブルドン王者のレイトン・ヒューイット (オーストラリア)が敗退してしまったこと。
相手はノボ・カロビッチ(クロアチア)でこの人は試合前の選手紹介で松岡修造 さんが「彼はサーブだけ(笑)」と
言ったように得点の8割をサービスエースで稼ぐビッグサーバー。
あとボレーもうまいのですが、ストロークは「サービスとボレー以外まったく練習してないだろ」って突っ込みたく
なるぐらい素人の私から見ても下手。
まあファーストサービスは本当に速い!。スピードガンでは197kmと出ていましたが、ヒューイットはほとんど
触ることすらできなかったです。もっともさすがに見ていて退屈なので私も含め観客のほとんどがヒューイットの応援にまわってしまいましたが(笑)。
結果は1、2セットともタイブレークにもつれこんで最後までカロビッチのサービスをブレークできなかった
ヒューイットが敗れました。
ヒューイットは日本の女性ファンにも人気があるので、最後の方では「Come On! Lleyton!」の黄色い声援がかな
り飛んでいましたが、あのサービスが相手ではどうにもならないかといった感じでした。
(本日行われた準決勝ではフェレールがカロビッチと対戦しストレートで下した様です。
あの高速サービスを返すとは・・・さすがです。
なんかフェレールは全米でナダルに勝ってから すごくのっている感じがしますね)
今回の大会ではほとんどの日本人選手が早々に敗退してしまって残念だったのですが、女子ダブルスの準決勝
では中村藍子 が登場しました。
しかしこの人、間近で見ると本当に小さな人なのですが、あの小さな体であれだけ強力なシャットを放つのだから
たいしたものですね。
(もうちょっとウェイトトレーニングをした方がいいのではとも思いましたが・・・余計なお世話ですか)
あとフォームがすごくきれいなので参考にしたいなと思いました。
特にサービスのフォームはすごくきれいでしたね・・・というわけで下の写真。(もろ逆光ですが・・・)