浸潤性乳管がんとは -乳がんの種類-

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浸潤とはがん細胞が乳管外の組織に広がり増殖することです。乳がんは浸潤性と非浸潤性のものがあり、浸潤性乳管がんは浸潤性の中で最も多いタイプです。ここでは浸潤乳がんのなかの「浸潤性乳管がん」の種類について説明します。

浸潤性乳管がんとはどのような状態のことか?

浸潤癌のなかには「非浸潤がん」と「浸潤がん」があります。

浸潤とはがん細胞が乳管外の組織に広がり増殖することです。血液やリンパを通して肺や骨、肝臓などに遠隔転移しやすい「がん」です。

浸潤型である「浸潤性乳管がん」は3タイプに分かれ、乳がん全体の85%~90%を占めるといわれています。転移しやすいがんもありますが早期発見することで治癒率も高まる「がん」もあります。

浸潤性乳管癌の3タイプはそれぞれ、a1型「乳頭腺管癌」、a2型「充実腺管癌」a3型「硬癌」です。

a1型「乳頭腺管癌」:乳管内でがん細胞が成長し、周囲の組織にゆっくりと広がっていきます。そのため初期はしこりとして確認が難しく、乳腺は張ったような状態になります。

a2型「充実腺管癌」:細胞成分が密に増殖した状態で膨張するようにがん細胞が発育、浸潤していきます。がん細胞が発育するスピードはゆっくりで、しこりとして触れるため早期発見が可能ながんの種類です。

血行性転移を起こしやすく、がん細胞が血管やリンパ管に侵入しやすい「がん」でもあるので放置期間が長いほど危険度が増します。マンモグラフィーでしこりが確認しやすいので早期発見のために定期的な検診が重要です。

a3「硬癌」:乳がんのなかで最も多く、がん細胞は塊を形成せず、個々のがん細胞がばらばらと独立性に小さな塊となって浸潤していきます。リンパ節転移を起こしやすいのも硬癌です

通常の乳がんと比較するとどう違うのか?

通常、乳がんは乳管とういう部位から発生するのがほとんどです。発症年齢も30歳代~50歳代に多いですが、硬癌においては高齢者にも発生します。乳がんのほとんどは「乳頭腺管癌」「充実腺管癌」「硬癌」になります。

どのような症状があるのか?

a1「乳頭腺管癌」:ゆっくりとがん細胞が増殖するため初期症状ではしこりとして触れずらいがんです。乳腺に張りがあるような症状で、乳房から分泌液も認められます。

a2「充実腺管癌」:固いしこりの塊として触れるので自己検診やマンモグラフィーで発見が可能ながんです。

a3「硬癌」:乳房の皮膚のひきつれ感、くぼみ、乳房が小さくなるなど症状がみられます。しこりは固く触れ、形成は脂肪の塊と誤診されやすいタイプのがんです。

原因は何でどのような人がなりやすいのか?

乳がんは年齢の高い女性が発症しやすい「がん」ですが、30歳代など若い年代の女性も病気になる可能性があります。また家族や親族に乳がんにかかった人がいればリスクも高い傾向にあります。また高齢での初産や出産を経験したことのない人などもハイリスクとなります。

また浸潤性乳管癌で転移を起こしやすい人は、乳がんの発症年齢が35歳未満の若い人で1.腫瘍の大きさが2cm以上、2.腋の下にリンパ節転移が認められる場合、3.女性ホルモンの影響を受けない乳がん、です。

このような場合は、術後も抗がん剤療法を行います。または骨や肺、肝臓など遠隔転移をしている場合の完全治癒は難しくなります。

どれくらいの人が対象となるのか?

a1「乳頭腺管癌」やa2「充実腺管癌」では約20%の確率で発症します。

年齢でみると「乳頭腺管癌」は若年層に多くa2「充実腺管癌」は全ての年齢で発症します。

a3「硬癌」は最も頻度が高く約40%の人が発症し、高齢者に多いがんです。

治療法はどのような方法があるのか?

治療は外科的治療が基本となります。またホルモン療法や化学療法、必要に応じて放射線療法を行うこともあります。がんの大きさや性質によって化学療法を行ってから外科手術を行うこともあります。病気の状態により治療法は変わってきます。

予後の傾向はどうなのか?

a1「乳頭腺管癌」はリンパ節転移も低く予後は比較的良いがんとされています。

a2「充実腺管癌」では予後は中程度

a3「硬癌」はリンパ節転移を起こしやすく予後不良のがんになります。

治療は状態に合わせて手術療法、ホルモン療法、化学療法、

浸潤性乳管がんでもタイプによっては、しこりとして触れたりマンモグラフィーで確認できたり定期的に健診を受けることで早期発見・早期治療につながります。乳房超音波検査とあわせれば発見率も上がります。乳がんと診断されても医学の進歩により治療法も選択できるようになり生存率も高まります。



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(Navigene編集部)


私は病気になる前は、

乳ガンて、1種類だと思っていました。アセアセ

自己診断で、シコリがあっても、出血がなければ、良性の腫瘍だと勝手に思ってました。アセアセ

あらら。な私ガーン

ダメだな、ダメじゃん!ハッハッ

乳がんの自己診断で書いてあるものを勝手に脳内で作文して、理解していたようです。もやもや

みなさんも注意して下さい。


それから、予後不良という言葉にあまり、反応しないでくださいね。

比較することは必要なので、必ず良好、普通、悪いと3段階に分けられますけど、乳ガンは他のガンに比べて進行はゆっくりだし、ステージ、グレード、手術方法、治療方法、術後の生活環境など、それから運も大きいのであまり、ネットの情報に振り回されないで下さいね。




(5)トン(10)」の語呂合せから制定されたんだって。

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