楽しいパーティの翌日土曜日は、フレッドなどの友達のバンドのギグ(ライブ)だった。もちろんロンドンで。歓声の中ステージで輝いてる友達たち!


のはずだった。

土曜日の朝、ベッドから起きてしばらくすると、頭痛が。気分が悪い。ベッドに戻る。

同じことを数度繰り返す。

昨夜そんなに飲んでないはずなのに。レストランで白ワイン、バー/クラブでジントニック 赤ワイン テキーラショット シャンパン。DJの友人のリクとJBと他の友達がとどめのドリンクたちを振舞ってくれた。

携帯が鳴ったので取ると、ケイトからだった。

“Oh my god, you sound ill.” 「あらら、気分悪そう」

私がHello?と言った直後の言葉がこれだ。

家に帰って水飲めばよかった。アルコールはdehydratingだ。そして、やはりお酒はミックスするものではない。だが時既に遅し。だけど頑張ってライブに行きたい!と起きようとする私を、ダーリンが、

「混雑してて大音響のライブハウスに行って、ほんとに楽しめる?」

首を振る私。

ベッドへ出戻り。歯を磨いてフロスして、寝る。

気づいたら、日曜日だった。あれ、私土曜日飛び越した。外は晴れ。ダーリンもフレッドもジェイクも寝ている。さすがに一日飛び越した私は、朝を無駄にせず、早くからお気に入りのカフェでひとりでベジタリアン・ブレックファーストをゆったりと食べたのでした日曜日の朝なのに、意外と沢山の人がいて、少し驚きました。

タイムスリップ(time travel)したことをジェイクに話すと、彼もある!とのこと。大学学部生の頃、貧乏だったのに、バーでショットを買ってトレイ載せて周りの見知らぬ人に振舞おうとしたらしい。しかし、不審に思われたのか、誰ももらってくれない。バー内を歩き回っているうちに、とうとう全てのショットを飲み干してしまいましたとさ。

ジェイクは家にどうやって帰ったのかは覚えていない。フラットメイトが話している声は微かに覚えているという。

で、起きてみたら日曜日。お手洗いにも行かず

負けた


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