スイスでのことです。私はサラと一緒に、スノーボードを抱え、スキー・スロープを更に上に行くためにゴンドラを待っていました。そこで目に入ったのは・・・。


"Carlsberg, probably the best After-Ski beer in the world"


という広告のキャッチ・コピーです。皆さんご存知かもしれませんが、Carlsbergはロンドンでもよく見かけるもともとデンマーク産のビールです。


この歯切れの悪いキャッチ・コピー、日本語にあえて直訳すると、


「スキー後に飲むのに 多分 世界で最高のビール」 となります。


私が笑って、サラに、「どうしてあんなに、ひょっとすると世界で最高のビールかもよみたいなニュアンス出すんだろうね?」と、尋ねました。


彼女が言うには、Advertising Standards Authority (ASA) (広告基準公団)のようなものがあって、世界で最高のビールって、歯切れよく言っちゃうと、それを適切に証明しなくてはならなくなるのではないかとのことでした。確かに、そういう規範があるんだろうなと思います。イギリスの広告基準公団の規範のキーワードは、"legal, decent, honest, and truthful"ですし。


と思いながら、Carlsbergのサイトに遭遇しました。


あ・・・。


また "Probably the Best Website in the World"とか書いてあります。でも、確かにこの広告は私に効き目があったようです。だって、スイスで見た広告を今わざわざロンドンで探しちゃったんですもの。


これは私にとって意味があることだったのだろうか?


私はビールは飲みません。炭酸系は満腹感がかなり出てきてしまいます。炭酸系で飲むのはカクテルなどです。もしかしたらただ単にビールの味が苦手なだけだったりして。


幸いなことに今日は(も?)パーティがあるので、これから気を取り直したいと思います♪