初心者でもわかるバイク紹介

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 カワサキ GPz900Rは1984年から2003年まで生産された大型自動二輪車でありる。非常に人気が高くロングセラーモデルのバイクであった。水冷4ストローク4気筒908ccエンジンを搭載し、最高時速は250km/hという当時としては驚くべきほどのハイスペックであった。先代のGPz1100に比べ排気量をダウンさせながらも、軽快かつより速いバイクへと進化した。GPz900Rといえば、ツアラー色を強く感じる方も多いだろう。しかし当時はツアラーという思想はなく、GPz900rはジャンルとしてメガスポーツという位置づけであった。事実、メーカー出荷時にはセパレートハンドルが装備されており、現在も稀にセパレートハンドルのGPz900Rを見かける。

外見 兎にも角にもゴツイ。角ばったデザインが男らしさを強調している。唯一無二のデザインである。

取り回し 非常に重たい。平地であっても息切れするほどだ。体に自信のある方は別だが、重労働となる。

乗り味
 流石は900ccエンジンといえる。トルク感があり、かつ上までしっかり回ってくれる。3000RPMからはまるで2ストロークがパワーバンドに入ったかのような加速を見せる。しかしそれ以下はもっさりしており、回転上昇に伴いドッカンターボの様なフィーリングを感じるために、低速域、街中では乗り辛さを感じる。だが、ひとたび速度息を上げれば、あの車体からは考えられないほどの軽快さを楽しめる。スッと倒れる車体とパンチ力のある加速。ぜひワインディングで遊びたい一台だ。