JR阪和線:紀伊中ノ島駅の徹底した不正乗車対策 | 生活前線異常あり!

JR阪和線:紀伊中ノ島駅の徹底した不正乗車対策

去年の8月に作成した、この記事
 JR阪和線:紀伊中ノ島駅で不正乗車対策

 

 

簡易改札機付近が工事用のバリケードで
囲われてしまった、紀伊中ノ島駅。

これでもかと言わんばかりに
不正乗車についてのポスターを掲示し
目的地までの正しい切符の購入を呼びかけていました。


それから約半年。
さらにパワーアップ。

 

完全に本設用の壁(パーティション)が付けられ
簡易券売機左側に、柵が取り付けられました。


 

さらに見張り小屋のような
駅係員待機ボックスも併設されています。
これはインパクト大。

8月に行った工事用のバリケードで
駅ホーム~改札機の動線を制限し
監視カメラの取付位置変更を行って
紀伊中ノ島駅の不正乗車をモニタリングし
現状把握していたのではないかと思われます。



 

ホーム乗り場の案内板も更新されました。

 
 

更新されましたが、路線記号が入っただけではなく

不正乗車は犯罪です。
きっぷは正しく目的地まで
お買い求めください。


・・・という文言を併記しています。
 無人駅とはいえ、わざわざ併記する位です。
半年のモニタリング調査で不正乗車する乗客が
残念ながら相当数いたのでしょう。


 

駅係員室・・・というほど広くはなく
2人入るのがやっとぐらいの狭さで
駅務機器や空調機器も設置されておりません。

和歌山線の一部駅で行われている
機動改札業務を行う際の待機場所と言えるでしょう。

もちろん今までにも、紀伊中ノ島駅に
折りたたみ机と椅子を持ち込んで
機動改札を行っていましたが
和歌山支社の本気具合がわかります。