(2日目 奥の院中の橋約20名)
今年も当院から春の胎蔵界結縁灌頂に2日間にわたってお参りしてきました。
総勢、約60名での参拝となり、とても賑やかな参拝となりました。
その時の様子をご覧ください。
今回、現地集合班と当院出発班の2班に分かれました。
当院出発の生徒さんは、朝7時半に喫茶店に集合です!
みんな、眠そうでしたが、元気いっぱい、笑顔があふれていました。
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1日目は何と、ある宗徒さんのお誕生日でもありました!あまりの偶然に、「隕石のブレスレット」をプレゼントされて頂きました。
さて、高野山に向けて出発です!!
途中、片道約2時間半、道の駅で休憩をとりました。
皆にアイスクリームを御馳走させて頂きました。(1日目に参加された生徒さん、ごめんなさい。あまりに人数が多く・・・)
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新しい道も出来ており、余裕をもって高野山に無事到着しました。
まずは、御馴染みの数珠屋四郎兵衛の2階の広間にて精進料理の会食タイム!
食事の前に、皆で般若心経を唱えました。
※1日目昼食
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※2日目昼食
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160509/19/senrigan-kannonji/b3/7c/j/t02200165_0800060013641773070.jpg?caw=800)
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会席の広間には、若かりし頃のお大師様の掛け軸が飾られていました!!
会食後に、伽藍へ移動し集合写真の記念撮影。合掌!!
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当院の本山僧籍の僧侶が灌頂を受ける場所までご案内しました。
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161118/00/senrigan-kannonji/cb/e7/j/t02190165_0219016513800528915.jpg?caw=800)
いよいよ、結縁灌頂に入壇します。少し緊張して並んでいました。
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と、思えば、こんな感じで全然緊張しない宗徒さんもいました(笑)
灌頂を満願されている宗徒さんは六角経蔵を回したりしました。
灌頂を受けている間に、高野山霊宝館を見学しました。弘法大師座像や大日如来、不動明王や愛染明王、四天王、また、胎蔵界金剛界曼荼羅や法具を見学しました(※撮影禁止の為、こちらではご紹介できません)
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霊宝館を後にし、次の場所へ向かう際、何故か観光客の方に写真をとられていました!!
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霊宝館の次に宝亀院へと向かいました。
ここでは、お大師さま入定してから86年後の御影が飾られています。
ある夜、醍醐天皇の枕元にお大師さまが現われたそうです。その時のお衣が大変汚れていたことに驚き、命を受けた観賢僧正は大師の汚れた衣を替えたと言われています。
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これが元となり、観賢僧正がこのお寺を開き、お大師様の誕生が宝亀5年の為、宝亀院と名付けられたそうです。そして以来、毎年お大師さまが入定された日(3月21日)に、法亀院で準備した新しい衣を作り、御廟に届けるという習わしができました。
新しい衣を染める時に使用しているお水は、宝亀院の境内にある井戸水を使用しています。
この井戸水を飲むと「無病息災延命」の祈願に効くとされ、宝亀院のお水を汲みに来る信者の方も多くいらっしゃるようです。
当院の生徒もお水を汲んでいました。
また、高野山にしかない「三鈷松」の葉も拾いました。
灌頂と散策が終わり、いよいよ皆で奥の院をお参りです。
奥の院には有名な武将の墓地や企業墓地がたくさんあります。色々な場所を探索しながら奥の院の御廟に向かいました。
そして、御廟にはお大師さまがおられるのです。
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各企業の慰霊塔は、それぞれ企業ごとの特徴が現われています。
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「UCCコーヒーカップの中に、コーヒーが入ってる~と」楽しそうな宗徒さん。
奥の院道中ではお大師さまと幼きお大師さまの像にご挨拶をしました。
皆で一の橋近くのお地蔵様にご挨拶をして、自分の名前と住所をお伝えして顔を覚えてもらいます。
数取り地蔵(カウンター地蔵)と呼ばれていて、高野山を訪れる度に挨拶すると、私達が何回参拝したかを覚えてくれているのです。そして、私達が亡くなった後、閻魔大王に「この人は高野山に○○回来られていました。信心深い方です。」と伝えてくれて、少しでも私たちの生前の罪を軽くしてくれるのだそうです。
汗かき地蔵さま。横には姿見の井戸があり、覗いて自分の顔が映らなければ3年以内に亡くなるという説があるので、腹を据えて覗かなければなりません!別にしなくてもいいですど・・・。
そして、これが奥の院へ行くまでの道にかかる三途の川の橋です。
話は少しそれまずが、ご存知でしたか?明智光秀のお墓は、謀反を起こした事が祟るのか、何回立て直しても真ん中がヒビ割れてしまうそうです・・・。
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本山僧籍を持つ当院の僧侶であり司教様。さすがです。腕を組み奥の院での説法をしながらゆうゆうと歩いておられました。
途中、奥の院の来た証に御朱印をもらいます。
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そして再び私を先頭に、いざ御廟へ!!
一礼してから御廟橋を渡ります。橋は36枚の橋板と全体を1枚として合計37枚です。これは金剛界37尊を現しています。
36枚の橋板の裏の一つ一つに仏様の種字が刻まれていますから、全ての橋板を一枚ずつ丁寧に足を置いて歩きます。
御廟に到着しました。
全員で合掌し、般若心経とお大師さまのご法号「南無大師遍照金剛」をお唱えしました。※御廟では撮影が禁止されております。写真は当院宗徒がお経を唱える姿のみ撮影致しました。ご了承下さい。
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これでやっと、御廟の地下に入定されたお大師さまにお会いすることが出来ます。
そこには御膳を供える場所があり、お大師さまの御影が飾られています。
そのお大師さまの衣の色が、見る人それぞれで違って見えるという説をご存知ですか?
私や当院の生徒の方々もそれぞれ、お大師さまの衣の色が違って見えたそうです。高野山のミステリーですね!
是非、御廟まで参拝されることがあったら、お大師さまの衣を見てください。
こちらは奥の院の御廟前におられる厄除大師さんです。
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御廟でのお参りを終え、途中、弥勒石が置かれている祠によりました。
石を持ち上げて上の台に乗せることが出来たら願いごとが叶うという石です。私は、皆の前で、ひょいと石を乗せました!
実は私はこの日の為に毎日トレーニングで腕を鍛えていたのです。内緒ですけどね!!
帰りに奥の院茶所でお茶をいただきました。そして、本山布教師の僧侶の方の説法を拝聴しました。
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そういう役務を果たされるのが本山布教師なのですが、一緒に聞いていた当院の本山僧籍でもある阿闍梨が居てもたってもいられず、この説法の直後に前に立ち、「負けてたまるか!」の根性で有り難い説法をしてくれたのです。
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笑いで取ろうと思ったらしく確かに笑えてきました(笑) 大丈夫です。これなら本山の布教師に負けていません!!
さて、そろそろ帰路の時間になりました。
いつものお土産屋さんに立ち寄り、私の説法でおわります。
お土産屋さんでは、こぶ茶と茶菓子を頂き、その日を労っていただきました。
勿論、お土産をたくさん買うほど、労いも厚くなるというものですが(笑)
夕日を見ながら、それぞれの思いを胸に高野山をあとにしました。
■□■□■□当主自己紹介■□■□■□■
弘法大師と執契金剛院阿闍梨大僧正圓照
大和尚を我師とし、
真言系単立の寺院をご意見無用にて当主を
つとめさせて頂いております。
また先達善友の会を発足し、皆さまと共に
各種霊場の巡礼を
楽しくさせて頂いております。
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千里眼観音寺HP
法智龍馬FB