選挙日程の記載漏れについてのお詫び
いつも選挙情報ツイッター日本をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
国内の選挙日程を掲載する補助サイト「選挙情報ツイッター日本NEXT 」におきまして、本年2月15日(火)告示、同20日(日)投開票の高知県大豊町議選が記載されていないとのご指摘を受けました。
この指摘を受けた後、直ちに記載いたしました。
記載漏れの原因は、選挙日程の確認漏れでございます。
同町議会の任期満了が3月5日(土)のため、4月に実施される統一地方選挙で実施するものと私が勘違いをしたために発生したミスでございます。
そのため、ツイッター内で自動投稿ツールを利用した「投票の呼びかけ」を一切行っておりませんでした。
私も、ご指摘を受けるまで、この選挙の存在を知りませんでした。
今回の件につきまして、大豊町民のみなさま、並びに高知県民の皆様、関係者のみなさまにご迷惑をおかけいたしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
今後は、選挙日程に漏れがないかさらに念を入れて確認して参ります。
なお、「選挙情報ツイッター日本NEXT」では現在、統一地方選挙の内、政令指定都市以外の市の選挙、町村の選挙を記載しておりませんが、これにつきましては、後日重要な発表をすることになると思いますので、今しばらくお待ちいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
今後とも、選挙情報ツイッター日本をご利用下さいますようお願い申し上げます。
平成23年2月22日(火)
選挙情報ツイッター日本管理人
佐々木秀樹
合併目前、無念の死-島根県東出雲町長選
島根県東部、松江市の南に隣接する東出雲町(ひがしいずも-ちょう)は、今年の8月1日に松江市と合併することが決まっています。
大きな地図で見る
その東出雲町では明日、町長選挙が告示されます。
本当は、実施されるはずではなかった、不意の選挙です。
この町は、鞁嶋弘明さん(68)という方が昨年末まで町長を務めていました。
鞁嶋さんは教育長などを歴任し、2007年の選挙で当時の現職を破り町長になりました。
その後、松江市との合併を巡る問題で町長としての手腕を発揮し、道筋をつけました。
そして、今年の7月31日まで"最後の町長"として務めるはずでした。
しかし、昨年12月26日、胸部大動脈瘤破裂で急逝しました。
本当に突然のことだったそうで、多くの町民から悲しみの声が聞かれました。
今回実施される町長選は、鞁嶋の死去に伴い実施されるものです。
これまで、町議会議長の飯塚昌一氏(72)が出馬の意向を表明していましたが、新に町議で前議長の野津貞夫氏(75)も名乗りを上げ、選挙戦となる可能性が高まりました。
投票は今月13日に実施され、即日開票されます。鞁嶋さんの意志を継ぎ、"最後の町長"として約半年間の任期を全うするのは誰なのか。有権者の動向が注目されます。
関連リンク
鞁嶋・東出雲町長死去:町長の死悼み、町葬 松江市との合併に尽力 /島根-毎日新聞
選挙:東出雲町長選 あす告示 /島根-毎日新聞
昨年12月26日に逝去された鞁嶋弘明さんに、あらためてお悔やみ申し上げます。
27%の"信任"、名古屋より衝撃-北九州市長選
昨日は、「名古屋トリプル選」と言われる、愛知県知事選・名古屋市長選・名古屋市議会解散投票が実施され、県知事選は大村秀章さんが、市長選は河村たかしさんが当選、解散投票は賛成が多数となり議会が解散しました。
特に愛知県知事選は、2位以下の得票数をすべて足しても、大村さんの票に届かないという、まさに"圧勝"でした。
「こうなるとは思っていたが、ここまで開くとは思わなかった」という声も多く聞こえます。
私もこの票差には驚きました。
が、私にはそれ以上に驚いたことがあります。
それは、北九州市長選です。
この選挙は2期目を目指した現職の北橋健治さん(57)と、共産党の推薦を受けた新人三輪俊和さんの(67)による一騎打ちの末、北橋さんが圧勝しました。
今回は、北橋さんが政党の推薦を一切受けず、幅広い支持を集めました。その結果、共産党支持層以外の幅広い層から支持を受け、このような結果となりました。
得票数も、北橋さん214,227票、三輪さん76,980票と2倍以上の差となりました。
上のグラフを見ても分かるように、北橋さんは圧倒的な支持を集めました。
…と、言いたいところなのですが、私としては本当に「圧倒的」だったのか、と思います。
私は先ほど、「それ以上に驚いた」と言いました。
何に驚いたのか。
それは「投票率」です。
今回の北九州市長選は、37.00%という投票率を出しました。
つまり、市内全有権者の3分の1ちょっとしか投票に行かなかったと言うことになるのです。
では、上のグラフに、今回投票に行かなかった有権者の分と、投票したけど無効票になってしまった人の分を入れてみましょう。
(有権者数:798,568人、投票総数:295,470人、棄権者数:503,098人、無効票:4,263票)
さて、このグラフを見ると、当選した北橋さんが、全有権者のどのくらいの人から支持を集めたのか、分かりますね。
たったの4分の1ちょっとです。
北九州市の新しいリーダーは、たった4分の1の信任によって選ばれたのです。
みなさんどうですか。自分たちの町のトップが、これぐらいの信任で選ばれたら。
「別にどうだっていい」と思う人もいるかも知れませんが、私ははっきり言って怖いです。
有権者の大多数は北橋さんを選んだわけではないのに、ちょっとの信任で市政を司ることになるのは、いささか問題だと思います。
ただ、北橋さんは当選後、「自分の頑張りが少なかった。もっとたくさんの人に投票所に足を運んでいただきたかった」と反省しています。
やはり北橋さんも、この低投票率には思うものがあるようです。
このような驚くほどの低投票率は、北九州市の他にも多く見られます。
2年前の神戸市長選では、31.51%という数字を叩き出しています。
また、昨日投開票された名古屋市長選も、半数は超えましたが52%ほどでした。
私はこのブログで何度も言っていますが、自分が住みやすい街にするには、まず「選挙に行くこと」です
自分が、「この人だったら絶対良い街にしてくれる」と思った人を、素直に投じて下さい。
またこれも何度言いますが、「投票したって何も変わらない」は、ただの屁理屈です。
20歳以上の方で、投票に行ったことのない方は、必ず投票に行って下さい、。
これは、あなたのためになることです。
約束、してください…。
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