一生懸命にやることは大事だけれど | 日めくり筆文字だより

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ごきげんよう。

筆文字作家の 山田あかねです。

 

前回の記事は、『吉永小百合』さんのことを書きました。

吉永さんのファンは、「サユリスト」と呼ばれていますね。

「サユリスト」として、有名なのは、タモリさんでしょうか。

 

その「サユリスト」に対して、「コマキスト」と呼ばれたファンを持つのが、『栗原小巻』さん。

 

昨年のことですが、NHKの『あさイチ』に出演していました。

 

話し方もとても落ち着いていて、言葉遣いも綺麗。

ゆるんだ感じは全くなく、凛としていて美しく、気品があり、まさに「昭和の大女優」という感じでした。

 

番組の中で、小巻さんが恩師と仰ぐ、演出家の千田是也さんから頂いたという色紙が紹介されました。

 

その言葉がこちら。

 

「軽く 愉しく いっしょうけんめいに」

 

千田さんが書いた色紙には、この言葉の前に「小巻ちゃんに」とあり、「いっしょうけんめいに」とひらがなで書かれていました。

 

栗原さんは、「軽く 愉しく」の部分を「前向きに」と捉えていました。

 

私は、「肩の力をぬいて」っていう気持ちも入っているように思えました。

あえて、いっしょうけんめいも、ひらがなにして柔らかい印象をもたせたかったのかも。と。

(私の推測ですが)

 

一生懸命というと、わき目もふらずがむしゃらな感じが漂います。

軽く、愉しく と前に付くと、ふっと力がぬけて、客観視できる気がします。

 

 

 

がむしゃらに一生懸命にやることは大事だけれど、時にはふっと肩の力を抜いて、軽く 愉しくやってみてはどうでしょう?!

 

見えなかった何かが見えるかもしれません。

 

そして、いつでも軽く愉しくできたら、そんなよいことはないですね♪

 

 

 

 

 

 

 

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