大それたことをしなくてもいいんですね | 日めくり筆文字だより

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こんにちは。

筆文字作家の 山田あかねです。

 

ふるさとに行っていました。

静岡県の浜松市です。

 

私は、高校を卒業してからほとんど、ふるさと以外の場所で暮らしていました。

戻る機会はありましたが、結局は出てしまいました。

 

ふるさとに、

よい思い出は、もちろんたくさんありますが、それよりも、「思い出したくない事の方が多いのではないか。」と感じています。

 

それでも、家族に会うため、

ふるさとを離れてからも少なくとも年に2回、盆と正月には必ず帰省していましたが、

同級生とは、ほとんど連絡を取ることもありませんでした。

ネット上でも、帰省していることを書く気にはなりませんでした。

 

けれど、今回、フェイスブックに

「故郷にいます。」

と一文添えました。

ほんのちょっとだけ勇気を出しました。

 

そしたら、小中高校が一緒の同級生男子Yが、

「会おう。」と返信があり、その数時間後に、Yと再会したのです。

Yとは、ネットの中でのやりとりはポツリポツリとあったものの、実際に会ったのは、高校の同窓会以来(会ったらしいが私の記憶が定かでない)約15年ぶり。

 

浜松城公園の中にある、日本庭園で、同級生Yから、Yの今までの人生のいろんな話を聞きました。

私はそれを聞いて、いろんなことを感じました。

 

ほんのちょっとの勇気

それを出すだけで、周りが動き、心も動き、私も動いたのです。

 

大それたことではなく、

「故郷のいます。」

そんなささいな一文から生まれた同級生との時間でした。

 

 

森林セラピストである同級生Yと日本庭園の中の東屋みたいなところで↓の景色をみながら、しゃべった。

気が付けばなんと、3時間!

リスがなんども木を登り降りしたり、カワセミが来たり、鳩が来たり、カラスも来たり、お散歩する人も来たり。

雨が降ったりやんだりで、私は蚊に7か所もさされたのだった。

 

 

なぜ、「故郷にいます。」という一文をフェイスブックに書いたんでしょうねぇ、私。

いつもだったら、絶対に書かないのにね。

 

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