正しい洗車方法とは!?
正しい洗車方法とは、
もちろん汚れはきちんと落ちる事ですが、
キズが付きにくい(機械式は傷がつきやすいですね)
では、具体的にそんな洗車の仕方とはどのようなものなのか?
出来るだけ手っ取り早くするには?
さらには、洗車のポイントをわかりやすく、解説していきましょう!!
洗車をする前に準備するモノ!
まず、洗車をするためには最低限必要なものがあります。
高圧洗浄機・・・一般の家庭では取り扱わないと思いますので、
高圧洗浄機があるコイン洗車場など。
カーシャンプー・・・無駄な成分が入っていないこと。(撥水など)
バケツ・・・万が一傷がついてしまってはいけませんので、
金属ではなくプラスチックが良い。
スポンジ・・・固くなく柔らかいもの。
(ウォッシンググローブだと便利かと思います。)
スポンジクロス・・・吸収率の良いクロス。
セーム革・・・柔軟性があるもので少し毛があるものが好ましい。
~上記のアイテムを最低限そろえましょう!!~
また、洗車では、常に車にキズが付くことを覚えておいてください。
だから、あまり頻繁に洗車をすると、
数年でキズキズとなってしまう場合が多いです!!
洗車の頻度としては、月に1回程度で十分です!!
洗車をしてもいい日☀☁☂
・風の強い日は、洗うそばから砂が付着するので、キズになりやすい。
・夏の晴れた日中は、洗うそばから乾いてしまい、シミになりやすい。
・冬の非常に寒い日は、拭いても水蒸気が付着し、拭き取りにくい。
気温が極端なときや風が強いときなどは洗車は避けましょう!
夏の場合、夜や早朝、冬の場合、日中に洗車をするといいでしょう!
天候に左右されにくい場所として屋内洗車場がオススメです!
車を高く売るためにはきちんとした順番で洗車を行いましょう!!
【ステップ①】タイヤから洗う
後回しにすると、
キレイにしたボディに泥汚れが飛び散って台無しってことも!?
タイヤは傷めないように洗うこと
泥などの異物付着に関しては、
放水や高圧洗浄機によって吹き飛ばします
基本的に洗剤は使わない方が良いですね
洗剤を使う場合は中性のカーシャンプーを薄めて使用します
たわしに水をたっぷりとつけて、
全体をザッとこすります
たわしはゴムを傷つけることはないので、
強めにこするといいでしょう
【ステップ②】ボディの水洗い
これをしないままボディを擦ると、
傷の原因(いわゆる「洗車傷」)になりますので、
必ずやりましょう!!
先ず一番最初は、
ホースの出口をつまんだり高圧洗浄機を使ったりして、
水の勢いでボディの上に乗っかっている砂やホコリを飛ばします
水を掛ける場合には、
ルーフなど高い位置にある部分から低い所へ移るのが基本
ドアの隙間にも埃や汚れが溜まっているので、
そこにも水を掛けて流しておく方がいいでしょう
水の勢いである程度ボディの汚れを落としたら、
次は濡れタオルでボディを擦って汚れを落とします
水を流水しながら、
柔らかいクロス等で、
ボディ面に付着していている埃や泥を落としていきます
ポイントは、
あまり擦らずしっかりと水を流しながら汚れを落としていく事!
表面の砂や埃を一通り洗い流したら、
ボディに付いている水分を拭きあげます
【ステップ③】ボディのシャンプー洗い
洗車を奇麗に仕上げるためには、
水垢と油膜を綺麗に落とすことが重要です!
水垢を落とすためには、
カーシャンプーを使うのが一般的です
スポンジに付けて、泡立ててから使いましょう
バケツにシャンプーだけを入れ、
ホースから勢いよく水を流し込んで充分に泡立てます
ただ、泡のみだと洗いにくいので、
水がバケツの底に少しだけたまるようにします
ボディをいきなりスポンジで洗うのはNG
まずはスポンジに泡を含ませ、
洗いたい場所に垂らしていきます
たっぷりの泡とシャンプー液をスポンジに含ませて、
スポンジが少しつぶれるくらいのチカラで洗っていきましょう
優しいタッチでスポンジを滑らせましょう
ポイントは必ず一定方向・直線的にストロークすること
せっかくシャンプーで浮き上がらせた汚れが乾いて、
またボディにこびりついてしまう前に、
たっぷりの水で洗い流しましょう
【ステップ④】鉄粉取り
クルマのブレーキをかけた時にも、
目に見えない細かな鉄粉が空気中に舞います。
それが塗装に降りかかると、
洗っても艶が出ないとか、
ワックスの拭き取りが重いとかの症状が出る!
洗車した直後でも、ボディが異様にザラザラしていませんか?
このザラザラした物・・・これがいわゆる「鉄粉」というヤツです!
まずは、鉄粉のチェックから!!
キャラメルなどの包装用の透明フィルムを用意
軽度の鉄粉付着には「鉄粉除去スプレー」が有効です
ネンドクリーナーとは、シャンプー後の塗装表面に残った鉄粉などの汚れを、
粘土の“吸着して取り込む”性質を利用してクリーンナップする道具
ボディに水をかけながらスルスルと滑らせるように動かすだけで、
洗車でも落とせなかった鉄粉がいともカンタンにクリーニングできる!
この時、水は絶対に切らさないように注意です
「ねんど」の表面が汚れたら、
裏返すかねんどを練って常にキレイな部分で擦るようにして下さい。
水を掛けながらネンドを滑らせる感覚で。
力はほとんど入れないのがポイントです
【ステップ⑤】水垢取り
塗装面に塗布されたWAXや油分が熱によって溶けて汚れを吸収してしまった物や、
ドア廻りや、ミラーの付け根などからグリース等がしみだしボディにこびり付いたもの
シャンプー洗車だけでは落としきれない。
スプレータイプやチューブタイプ、
同時にワックスもできるタイプなどいろいろな水アカクリーナーがある。
水アカに直接スプレーしてキレイなタオルで拭き取るだけでいいです
台所用洗剤、一見車の洗車とは無縁のような存在なのですが、
これが意外と良く落ちたりもします。
一番オススメの台所洗剤は「ジョイ」らしいです
軽い水垢程度ならけっこう簡単に落ちるようです。
使い方は水で薄めて使うわけですが、
薄める割合としてジョイが「1」で、
水が「100」くらいで薄めて使えばいいでしょう。
最終的に洗剤程度では簡単に落ちない水垢にはコンパウンドが一番!
水垢落しで一番オススメ出来るのは、
業務用でボディ磨きとして使用している液体コンパウンドです
コーティングの下地処理としても使いますので、
ボディを傷付けずに汚れを落とす事が出来ます!
洗車の度に、コンパウンドを使っての洗車は絶対に禁物
コンパウンドは塗装表面を削ってきれいにするケミカル用品です
使い過ぎると、塗装面のクリアを剥がしてしまうどころか、
塗装の層も薄くしてしまいます!!
【ステップ⑥】ワックスがけ
自動車ボディの艶出し光沢アップにはワックスが一番効果があります!
洗車さえできていればワックスがけはカンタン!
スポンジは水で固く絞っておくとワックスを薄く塗りのばしやすくなる。
分量はスポンジを軽く1~2回程度回して取れるくらいで十分。
ワックスを塗る場合には、フェンダーならフェンダー、
トランクならトランクの各ボディーパーツごとにワックスをかけていき、
その都度拭き取りして次のボディパーツに移っていくような作業が一番理想!
ワックスは乾く一歩手前が一番拭き取りやすく、
さらに拭き取りの際にワックス成分がボディ上で伸び、
細かい部分までワックスが行き届き仕上がりも良くなります
自動車のボディも同じ方向へ向けてワックスがけをするのが理想!
ワックスをかける時に、
少量の水をスポンジに含ませて作業をすると、
ワックス成分がよくのびてくれて、
塗り込みが簡単になります!
ワックスも耐久力があるタイプは、
劣化したワックスがそのままボディー上に残ってしまい、
少しするとやっかいな油膜になってしまう
安くキレイにしてそれを持続させるには、
雨では落ちにくいが、洗車では徐々に落ちます。
効果は3~6ヶ月と言うよりも、
洗車3~6回くらい持続するものを選ぶべき
生乾きで拭き取ろうとしても、また塗り延ばしてしまうだけ
表面が白っぽくなってきたタイミングなら、
サクサクッと軽いタッチで拭き取れる
樹脂部分には塗らない
【ステップ⑦】ウィンドウのお手入れ(車外)
ウィンドウが汚れていると、
運転がしづらいうえに乗っていて気分がいいものではないですね
綺麗なウィンドウは、車全体を綺麗に見せます
カーシャンプーでまる洗いして、
ビシッと拭き上げるのがやっぱりイチバンすっきり仕上がる方法
雨の日にギラギラとした油膜で見にくい場合には、
油膜を落とすための専用クリーナーが効果的です。
専用クリーナーを使えば、
カーシャンプーだけでは落としきれない頑固な油膜も、
きれいに落とすことができます。
雨の日の視界を確保するためにも、
日頃からウィンドウはきれいにクリーニングしておきたいですね
一度念入りにクリーニングしておけば、
普段の手入れは絞ったウェスで汚れを拭き取る程度で十分です!
フロントガラスの美しさを保つためには、
ワイパーの掃除も欠かせません。
ワイパーのゴムに溜まった不純物や油膜を拭き取りましょう
【ステップ⑧】ウィンドウのお手入れ(車内)
実はウィンドウの内側にも汚れは付いています。
車内で喫煙をしている場合はタバコのヤニが、
また小さなお子さんを乗せていると、
ペタペタとウィンドウの内側を触ることで、皮脂が付着しています。
固く絞った濡れタオルで、拭いていこう
水が完全に乾ききる前に乾いたキレイなタオルでカラ拭きするのがポイント
ウィンドウの内側をきれいにしておくと、
視界がクリアになるだけでなく、
雨の日にガラスの内側が曇りにくくなる効果もあります
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