と言い出しながら、実際にはもう少し前。中学3年の頃だったか、お前はTHE SLUT BANKSと言うバンドに出会う。

 同級生からZI:KILLを知り、TUSKさんの歌声にはまり、既に解散している事を知り、その歌声の今を聴けないのかと無念に思っていた。

 その矢先、バンドや楽器に今日を持ち始め買うようになった音楽雑誌に『TUSK』の文字を見つける。ゾンビがと骸骨が並ぶジャケットと『死霊の悪知恵』のタイトル。

 同一人物なのだろうか?早速地元のCDショップで探した。あった。期待と不安を胸にCDを再生する。

 うるさい。

 初めてTHE SLUT BANKSを聴いた時の本当に素直な感想だった。ビックリした。1曲目から突然の叫び声。ギターもベースもドラムも全部をどかっと一塊にして投げつけられたような衝撃だった。

 特に音楽に詳しい訳でも、色々な音楽を聴けていたとは言えない当時の自分。それでも激しい曲、穏やかな曲、壮大な曲、そんなアーティスト、バンド、ミュージシャン、少しずつ触れながら自分の知る音楽があった。

 その何もかもと違った。

 曲が進む程に、トラックが進む程に、何度だって思った。

 うるさい。

 死霊の悪知恵の全6曲聴き終える頃、自分は未体験の感動の中にいた。

 うるさいは、きもちいい。

 うるさいは、かっこいい。

 うるさいは、すごい。

 音楽ってこんなにうるさくていいんだ。

 こんなうるさいバンドで歌ってるんだTUSKさん。

 うるさくて痛快でかっこよくて気持ちいい。そんなTHE SLUT BANKSの歌声は間違いなくZI:KILLで聴いていたTUSKさんの声だった。

 嬉しかった。今の歌っている歌を聴けた。聴けるんだ。

 THE SLUT BANKSにハマった。そしてうるさい音楽を求める阿呆が生まれた。もちろん

 

 高校生になり、バンドを組み、バイトをして、ドラムを買うと決め、初めてメーカー物(当時の知識ではTAMA、Pearl、YAMAHAしか無いと思っていた)買ったのはYAMAHA。注文する時にセット内容を決められるのだが、もちろんタムタム無しでフロアタムだけでと伝え、店員に絶対にタムはあった方がいいと説得されタムも購入。

 今思えばTHE SLUT BANKSにハマり憧れてと伝えていたのでSmokin'Starが誰で本来のセットがどんなものだったのかを知っていたのだろうなと。

 このセットは今も家にある。

 

 高校二年の頃だったか、待望の新譜『死霊光線 ~Evil Beam~』がリリース。もちろん購入。

 CD再生して衝撃。いきなりビームを撃たれます笑

 初っ端からド級にうるさいビームを浴びて、ああバンクス(少数派呼称)の新譜なんだなって喜んでいた。

 ビームの後は『TOY』。速い。激しい。楽しい。このアルバムがどんなアルバムなのかを表しているのかのような1曲目(トラックとしては2だけども)後の石鹸屋『ってゐ!』の元になった曲である。

 耳も体も心地良い。TUSKさんの歌詞って本当に不思議な心地良さがある。内容もさることながらこの言葉を使ってこう歌うのかと、歌詞書くようになってからはなおさらに感じる。

 そう、こんな言葉をこう歌うのか。その衝撃の最たる次曲。『デビルモンキースパナ』

 知らずに聴き始めた人なら泣き出してしまうんじゃないかって言うぐらい攻撃的なベースの音。リフ。

 ドラムも入ってギターも入って。うるさい。最高にうるさい。とんでもない雰囲気だ。

 そして歌い出すTUSKさん。

 デビルモンキースパナ

 凄い。うるさいを更にうるさい。人からこんな声が出るのか。

 声帯が捻じ切れるのでないかと思う怒号のようなシャウト。いや、これはきっと怒号なのだろう。

 ぶちこめ、突き刺せ、しめあげ、ねじあげ、くされドアタマかち割れ、R.I.P Drive

 大変ガラの悪い言葉を何よりもガラ悪い怒号が響かせる。

 こんなにガラの悪い音があるんだ。本当に衝撃だった。そして何度だって惚れる。凄いぜTHE SLUT BANKSって。

 

 衝撃だったよな。本当に。

 それが24年後。

 まさかご本人達と共にステージに立ち

 ドラムを叩き

 あまつさえ

 歌う

 のだ。

 THE SLUT BANKSの演奏で

 歌うのだ

 デビルモンキースパナを

 

 先日、PIG SOAP SLUTと言う豚乙女、石鹸屋、そしてTHE SLUT BANKSの皆様との3マンライブだった。

 あのバンクスと!? このイベントを立ててくれた豚乙女のコンプさんに話を聞いた時は「正気か!?」と思ったが同時に嬉しくもあった。

 そして恐ろしかった。畏怖と言う表現が正しいだろうか、憧れの存在に対する感情としては至極真っ当な感情と言っていいだろう。同時に楽しみだった。憧れのミュージシャンと、同じステージを共に出来るのだ。こんな光栄な話は無い。

 アンコールセッションの話はもちろん事前に聞いていた。最後にみんなでステージに立ってワイワイやろう。是非TOYがいいんじゃないか。そんな話だった。

 当日。THE SLUT BANKSのリハが終わり、アンコールセッションの確認。一緒に歌う秀三やランコさんのマイクや進行の確認。それだけと思っていた。

 ヘル、ドラム叩きなよ。

 たしかTUSKさんだった。そう言ったのだ。言ってくれたのだ。

 本当にびっくりした。そんな事あるのかと。もちろんガッチガチに緊張した。緊張したけど返事はもちろん『はい』だ。こんなに嬉しい事、絶対に『はい』だ。

 そしてガッチガチに緊張したままリハで叩いた。

 色々とツッコミを受けつつもアンコールセッションで叩かせてもらえることになった。

(メンバーの皆様本当に優しくしていただいた…思い返しても泣きそうだ)

 

 デビルモンキースパナは、間奏あけでドラム代わろう。

 あ、はい。えーと、自分は?

 歌おうよ

 

 ……歌うの?? 俺が??? デビルモンキースパナを????

 

 この事の行く末は、昨日のライブを観に来てくれた皆様の胸の内に。

 

 

 

 ライブが終わり、片付けて、中打ちでご挨拶して、解散になり、

 秀三とイノさんを乗せて帰路に着き、イノさんを途中で降ろし、秀三を送り、

 ハイエースで一人。

 バンクスを流す。

 

 IT FOR LOVE

 #0022

 Please

 

 「うるさい」と表現し続けているTHE SLUT BANKS。

 うるさくも、優しく包み込むような楽曲達がある。

 とりわけ、そんな中で自分が大好きな3曲を流していた。

 

 ぽつんとひとりきりくわえ煙草けむりくゆらせて

 ぽつんとひとりきり苦笑いをうかべてる

 

 Pleaseの一節。

 THE SLUT BANKSとステージを共にできたそんな夜。

 煙草を辞めちゃった事を少しだけ残念に思いながら。

 この一時だけはこの曲の中に居た。居られた。そう感じていた。

 

 そんな夢だったんじゃないか今だって思う。

 そんな夢のような一夜でした。

 

 お疲れ様でした。ありがとうございました。本当に。一生忘れられない夜だよ。

 最近、文字での出力が出来ていない気がして。リハビリをかねて。

 

 ご無沙汰しております、石鹸屋のhellnianです。

 世間が洒落にならない気温になっている昨今、いかがお過ごしでしょうか。

 私は夏バテ気味でハイカロリーな物を沢山食べている気がします。

 夏バテを言い訳にしてはいけません。と言うか多分食べられるのは夏バテでは無い気がします。

 

 石鹸屋は現在イエローゼラニウムのツアー真っ只中。

 先日、先週だったかの打ち上げ配信では酔っ払い達のどうしようも無い様子を晒しておりましたが最近は練習以外で集まると大体あんな感じがします。

 みんなが集まる、楽しい、お酒も美味しい、それは大変幸せな事ですね。

 次はツアー3回目。3日目と言うものなのか未だに悩みながら。

 8月6日大阪は久しぶりのJANUS。天気がいいとテラスみたいなところでご飯が食べられるので楽しみ。

 私はリハ終わり(に大体みんな弁当食べる)以降はなるべく食べない感じなのでその恩恵が得られないのだと知って悲しんだ。

 

 8月はまたみんなと一緒にバンドオフです。石鹸屋のバンドオフを石鹸屋のメンバーが催す不思議。ドラムは責任もって全て自分が叩かせていただきます。

 当日までそれほど時間もないので、エントリーいただけるのか不安にもなりつつ、また今までやったことのないような曲が出揃ったりするのも楽しみにしながら。

 ドラムの募集があるバンオフは11月に予定。こちらも少々お待ちを。

 

 9月はGrazy Crazy!!#5もありますね。この辺りの詳細がもうそろそろ出せそうなので今しばらくお待ちいただけたらと。

 

 待たせてばっかり。思わせぶりな態度でなんのつもりよ。ごめんなさい、段取りが下手なのです。

 割と書けたのでここいらで。誰が読むんだろうこのふわっふわなブログを。

 でも読んでもらえたら嬉しいです。暇つぶしにでも。

 いつか創作物にも手を出したい。

 

 それではおやすみなさい。また明日。またここでお会いできることを祈り。祈るんじゃなくて動きましょう。自戒。それでは。

久しぶりにblogと言うものをしたためよう(誤用
 
なんでってまぁtwitterだと書ききれないなぁって思って。
 
そんな訳で二日前は【石鹸屋LIVE DOJO YABURI vs TaNaBaTa】でした。おつかれっしたー。
ツーマンってね、相手と自分らだけなんでなんとも距離感がね、近い近い。楽しい。いや、沢山でワイワイやるのも楽しいんですが、ツーマンの楽しみもまたね。いいもんよ。
 
色々ありすぎたので思い出しながら箇条書き。
 
・色々と準備を終えられたかもしれない感じに出発。前回ワンマンで忘れ物が多すぎたので何度も確認した。忘れ物は無かった。と思う。
 
・会場着。到着早かったけど次第に集まる面々に「あー始まるなー」って気持ちが上がる。
 
・会場入り。怒涛の会場準備。TaNaBaTaの面々から「もう大丈夫だからリハ行きなさいw」対バン相手に優しい男達ダス。惚れる。
 
・石鹸屋リハ。Unknown Girlもリハでもちろんやる。ノリノリでフロアに出てくるTaNaBaTa一同。ええ曲やろ?貴方方の曲よ。
 
・TaNaBaTaリハ。さっきゅんライト、は飯買って帰ってきたところでちょうど終わってしまった。本番を楽しみに。
 
・お互いリハも終わって挨拶。早口で何言ってるか分からんと度々ツッコまれる。ごめん、緊張しいなんです。
 
・DOJO YABURIのモットーは「ライブ中は相手を〇〇〇〇。それ以外のところでは仲良くご協力を」
 
・開場。いつもこの時なぜかソワソワする。開場手前ぐらいに狐夢想さんが来てた。「バーキン寄るけどなんかいる?」と連絡があったが、胃がもたれて動けなくなるので誰も頼まなかったね。
 
・開演。TaNaBaTaから。セトリなどはあにーさんがツイッターに上げてるから探してみるといい。字がカッコよかった。憧れる。と字が汚すぎて読めないとよく言われる私は羨む。
 
・石鹸屋の「さっきゅんライト」をカバーしてくれたTaNaBaTa。狐夢想さんと袖で堪能した。フロアで聞く自分達の曲って感慨深い。普段自分達はフロアでは絶対に聞けないもんね。
 
・TaNaBaTa終了。お疲れ様。さぁバチバチにやろう石鹸屋一同。気合入れた掛け声がいつもと違ってて締まらないからいつものでやり直そうってなったのはここだけの話だよ?私はだいたいいつもこんな感じにから回るのだ。知ってる。20年ぐらい前から。
 
・石鹸屋開始。ってゐ!からのスタート。めちゃくちゃ突っ込んでしまった。以後細かいセトリは割愛。
 
・あにーの前で演奏するアニー。あにー、一つ、分かった。この曲は速い(私見)
 
・石鹸屋はTaNaBaTa のUnknown Girlをカバー。TaNaBaTa初めて知った時に良く聞いてた曲だったから自分達で演奏するのなんとも不思議な感じ。そしてそれを本人たちを前に演奏する。うむ、気恥ずかしい。
 
・アンコール後のMC。ツーマンラストはB'zでもLUNA SEAでもなく秀三率いるゼッケン屋。
 
・アンコールはスピアソング。久しぶりにドラム叩いたなぁスピア。曲終わりでシンバル楽しそうにバシバシ叩きにきたあにーさんの笑顔は俺だけのもんだ←
 
・終演。お疲れ様でした。
 
・怒涛の撤収準備。片づけ終わった人から打ち上げ会場へ。撤収完了。ライブハウスの人にご挨拶。お世話になりました本当に。
 
・打ち上げ会場へ。出来上がってる一同。何よりだよ。
 
・終電、終電、終電と帰路につく皆を見送りつつ、最後まで残った面々でお開き。デザートのノルマは一人当たり2皿。
 
・何故か終電逃して残ったバシ君を家に送ったところで俺もさすがに眠気がきつかったので車で仮眠。
 
・ひと眠りして眠気もすっきりしたので再度車を走らせ始めたら流れ始める「セツナライト/TaNaBaTa」
 
・お別れした後にカーステでまた出てきちゃうあにーさん。ダンスホールでつかまっちまったよもう。
 
・取り込んだ日付が2009/01/05ってなってたな。カーナビには何百枚もアルバム入ってるのにね。
 
・色んなこと思い出しながら「セツナライト」が終わる頃にはもう地元も目前。一人で夜道運転って割と寂しいんだけど、ご機嫌なまま運転してた。
 
・無事帰宅。家に帰るまでTaNaBaTaした一日でした。おしまい。

遅ればせながら、あけましておめでとうございますも礼儀から外れる1月9日。だったはず。寒中見舞いになんだっけか。そういうのはいいか。本年もよろしくお願い申し上げます。

自分は戌年なので今年は年男。3度目の年男。犬っぽいと散々言われている人生。犬のように吠えたり叫んだり散歩行こう!散歩行こう!みたいな一年になるといいなと思いつつ。コタツの中が一番幸せだと私は知っている。

安くて薄いながらも手帳も買ってみた。カレンダーは3つもある(頂きもの)腹の贅肉も増えた。減らす努力もしよう。

 

しかし何より今年の目標は

「ドラムを精進しよう」

これに尽きます。いや、精進してなかった訳ではないんですけどもね。今年はより一層。

 

でも毎度目標とか意識しだすと足も手も進まなくなって自己嫌悪に陥るのが悪い癖。

悪い癖は直すよりも出ないようにしたらいい。

 

なのでもう長い目とかいいから目先の事から頑張るよ。なんなら頑張ってるとか感じないぐらい目先の事から手をつけていくよ。

年男3度目にして意識の引く志だなぁ、と。いいんだよ低い分だけよく見える物を沢山見つけていこう。

 

そんな一年になりますように。

 

 

 

戌年 hellnian

やるって言ってはやらず、やろうとしては続かず、このままではいけないと身近な環境を少しずつ変えてみつつ、

眠ったままの獅子は昼寝してる猫と等しい。どうもこんにちはhellnianです。

陽気もさることながら肌寒く、すっかり世間は冬の様相。薄着続けてきたせいか一度派手に風邪引きました。風邪で寝込んでるだけなのに派手とはいかに。今は大分回復しております。配信休んでしまったり、とんだご心配をおかけしてしまいました。

うた祭りも2日前。今日は石鹸屋で本番前最後の練習。これはスタジオに向かう電車の中で書いてます。なんで急に書きたくなったって、携帯が新しくなったからかと。多分。新しい物ってテンション上がるじゃないですか。でもiPhoneXは手が出せませんでした。ボタンが無いと不安な年頃なんです。8になったよ。

貼ったばかりの強化ガラスはもう割れている。悲しむ事はない、だってそれが普通の事じゃない。それでもhellnianは悲しい。自分で貼るのが下手だから店で頼んだからだ。お金がかかったからだ。金は大事。守銭奴だもの。缶コーヒー何本分だと思ってんだ。

でも全然見えるからまだそのまま。割れたところに引っ掛けて手を切るまではこのままだな。あとはヒビが広がりすぎて見えづらくなるまでは。

頭を働かさないで徒然と文字を綴る。やらないよりはマシだろう。まだこれだけ自分の中から言葉が出てくるのだから。出すだけ出そう。言葉も代謝だ。

うた祭りの話だったはずなんだが。明後日だね。特に!とか使ってないだけでこうも淡々とした感じに見えちゃうんだね。絵文字とか顔文字とか使って表現しないと。
でもしなきゃって強迫観念みたいに使うのは良くないと思うんです。使いたくて使っていこう。必要なものはもう十分なぐらいに有り余っている。世界は尚も飽和中。足りない場所ではいつまでも不足。平らじゃないからな地球は。仕方がない。

今年は色んなライブに参加させて頂いてるけど、うた祭りはまた格別なものなのだろう。ライブはライブで、これは沢山の人が集まる、そして思うがままに楽しむそんな二日間になるのだろう。なればいいなと願うし、その一端に石鹸屋と言う我々が、その場に居た皆の時間に少しでも残る物を見れられたらと思う。見せたいと思う。

さてそろそろ目的地だ。
沢山の音を鳴らしてヘトヘトになるまで練習してこよう。
明後日にはその成果を、目の当たりに出来るように。
よろしく。



こんだけ打ってもまだ着かないんだもんな。乗り換えてから書き始めたのにな。




今日の目標
スティックを折らない。



行ってきます。

行く用意しながら。前日からお邪魔します。荷物色々。忘れ物無いように。金さえ持っていけばとりあえず大丈夫だろうって考えるようになったのはいくつぐらいの頃からだろうか。でも機材とか忘れたら大惨事だよ。忘れないようにね、俺。

 

 

 

昔スティック忘れてスタジオ練習入って「お前は何しにきたんだよ!?」って怒られた事を思い出した。ほんとに。

 

 

 

今日のなんちゃら

3パックだけ買ってみた

俺も作品解説でもしていこう。

 

この前の夏コミで発表させていただきました境界観測。

ジャケットはおそら区のたぶん先生による描き下ろし。大変素晴らしい蓮子とメリー。砕け散った鏡に映る幾つものメリー。立ち尽くす蓮子の目には何が映っているのか。

 

この度はジャケットのお話を引き受けて頂きありがとうございました。とこの場を借りましてm(_ _)m

 

 
では解説へ。
歌詞書いてない曲は概ねドラムのことになるかと。
 
 
1 デカルトの向こう側へ
境界観測のど頭曲。ゴリゴリギターリフにはチャイナ刻み(定番
A、Bと1番、2番でパターンが違っている。よくやる。
最後にスネア連打のパターンになるけど歌の最後のフレーズの頭は叩かないで歌だけに。録音の時は叩いてたので気をつけてる。俺が←
 
2 ボーダーライン
石鹸屋で初の秘封アレンジ。境界に翻弄される二人の始まり。某配信でZUNさんを前にも公言しましたが、刈蓮です。基本メリー視点です。(※目一杯噛み砕いた表現しているので想像とかけ離れている可能性が高い為、それでも読みたいと言う方は反転してご覧下さい)
 
1番、メリーと一緒に秘封倶楽部たーのしー
2番、段々蓮子に意識が(あれ?こいつこんなに可愛かったっけ?
3番(サビ)我慢できなくて手を出しました。反省はしている。虚しい。
 
ドラムは石鹸屋のドラムパターンでは初のもの。付点のリズムでハネてる感じに。ハネのつもりは無いけどこの速さだと、ね…基本4分。今なお苦戦をしている。難しい。速い。
 
3 化かせ八百八狸囃子
タイトルが言いづらい曲←
某童謡(?)やら何やらモチーフにしつつ、そこをさらにやり過ぎた感じに。夜明けは待てずに腹を破いてなお省みない精神。化け物じゃん。狸の妖怪なんだけどもさ。あとちょっとした風刺。化け狸を差し置いて化かし合ってる人間達よ、化かすってのはそういうこっちゃねえよ。みたいなね。
 
初っ端からスネアの連打と弦楽器の16分刻みと思うかき鳴らしながら「はっぴゃくやーたーぬーきーばやしー」
キメどころも多い。Aメロに至っては前半全部キメだわな。練習中に振りかぶって合わせてくるバシ君が印象的。
 
4 終わる現実と、遥か後方の
物静かな雰囲気の、静謐と言えばいいのかな。そんな印象の曲。Aメロとサビとで一気に雰囲気が変わる。演奏時、2小節たっぷりのブレイクの緊張感に張り詰めた空気からのサビの哀愁。ブルースに従ってる(※某ジミヘン漫画の影響)
ドラムのフレーズ自体は至極シンプル。故にムラはは許されない。レコーディング中に自分の腕を悔やみ続けた。いつもの事ではあるが。
 
5 浸れ甘美たる槐夢
BPM180オーバーの16分ノリ。今回の作品の中での体感速度では一番速く感じている。俺は。キメとフィルの応酬。再録だったこともあり「俺、こんなドラム叩いてたっけ?」とフレーズを見直しながら練習(中)。勢いだけでは叩けない。
 
6 怒りの拳骨スマッシャーUNZAN
秀三さんに散々少女趣味と言われている今作の秘封歌詞の中にぶっこまれた昭和の香り残す今では到底受け入れてもらえないんだろうなと言うおっさんの思いを書き綴っていたらハイカラ少女の余地は何も残らなかったよ(報告
時代親父だしね。時代親父って何?って言うのを自分なりに考えてみたらこんな感じに。親父目線になっているのはきっともう俺もいいおs、っと誰か来たようだ。
 
今回の体力削り曲。速さとは違う体力の削りっぷり。4分ノリとはこんなに激しいものだったのだろうか。ちなみにラスサビの後半に入ってくるフィルは何を叩いてたのか自分でも理解しきれていなかったのを今になって取り直す始末。こんなフレーズ叩いてたんだなぁ、と。4分踏みっぱなし大丈夫でしょってとんでもフレーズ叩いてたんだと少し反省。派手ではある。これもキメが多い。キメに向かう為にフィルも多い。そりゃ忙しい訳だ。
 
7 ありふれた匿名のダイアリー
秀三さんに昭和のポップスのタイトルみたいだと評された1曲。実際に歌詞の言葉づかいとかは割と意識したかもしれない。
ボーダーラインはメリーだったのでこっちは蓮子視点。後半の歌詞に関しては是非本家の「燕石博物誌 ~ Dr.Latency's Freak Report.」のテキストに目を通して頂いてからだと少し意味が通りやすくなるかもしれない。是非。
 
メリーにやられちゃったけどメリーのこと心配している蓮子って健気だよね←
 
ドラムはいつも通り(何
曲はポップス感あれども伴奏がそうとは限らない。テンポ感に気をつけるんだ、俺。思ってるより割と速い。でも走るとひどい目にあう。
 
8 月と星の蓮台野へ
境界観測と言う石鹸屋による秘封倶楽部二次創作の一つの結末。秘封倶楽部の二人は果たしてどうなってしまったのか。は聴いてからのお楽しみに←
 
石鹸屋史上最もテンポの遅い曲。のはず。静かに。そして壮大に。
 
 
ざくざくと書かせていただきましたが、作品の内容が少しでも伝わっていたなら幸い。伝える努力がある文章とは読み直してみて若干怪しいが。作りながらこんなこと考えてました、感じてましたって話があればまた違う捉え方も出来るかな?と言う参考にでもなれば幸い。
あとは書き残すことで自分も振り返られていいなって思いました。久しぶりのブログの更新になってしまったけど、また少しづつ更新出来たらなと思います。
 
 
それでは
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
で、気のすまなかった方。以下、自分が思う境界観測と言う作品の一つの結末について。
 
※自身による解釈なので想像や感想と異なる場合があります。またこれが正解だと言うつもりは全くありません。受け止めて頂いたみなさまそれぞれの感想が全てだと思います。ここに書き記すことはhellnianと言う人物にとっての一つの結末です。以下反転にて。
 
秘封倶楽部の内容に触れているのは今作では5曲。
ここでは最後に集約された「月と星の蓮台野へ」について。
それまでの4曲では邂逅と別離。「月と星の蓮台野へ」ではその後の話として最後のストーリーを思い浮かべました。
このアレンジには2曲の原曲、「夜のデンデラ野を逝く」と「少女秘封倶楽部」
前半ではメリーを見失った蓮子を、
後半は蓮子の元から消えたメリーの様子を描きました。
認識し、認識される事で成立する世界で、メリーを見失ってしまった蓮子。観測されない事象となったメリーを存在ごと失っていく蓮子の最後の最後に残った違和感と言う慣習。隣には何が在ったのか。
書きかけのままの博物誌。それが何なのか。これは誰のことなのか。そこに書かれていた幾つかの場所。その一つへ。
 
蓮子と居た世界とずれた場所で、蓮子との間にある「違い」と言うだけの境界だけを確かなものに待ち続けるメリー。
 
死んだとされる者が向かうその丘で。待つ者と向かう者。
 
曲の話に変わるが、最後のサビの繰り替えしでは表記だけが曖昧なものに変わっている。
同じ言葉を、ただただ繰り返す蓄音機のように。繰り返しているだけの言葉でさえ変わり果てるほどに。
 
 
 
以上です。結局、結末と言うほどには語らない。語れないなとも思う。楽しみの一つの余談として見て頂けたなら幸い。よしなに。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
で石鹸屋今年一発目のライブです。
楽しみと不安の緊張感がライブ前の常。楽しみの分だけ怖いっても思うんだよ。俺はね。
でも怖い分だけ、楽しみなんだよなやっぱりって思う堂々巡り。
早い話がソワソワしていると。ライブが待ち遠しい。

humans oulのライブも久しぶりに観られる訳で。楽しみなのよほんとに。
フロアの何処かで騒がしいのがいたらごめんなさい。俺の可能性も十分あります。

それまできっちり叩き込んでおこう。





今日の目標
花粉に負けない
秀三さんが言ってたのがこちら









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…確かに唐揚げにも見えるな。