常任委員会視察、第2日目は、倉敷市を訪れました。


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こちらが、倉敷市役所。欧州のホテルのような外観でした。



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庁舎の一階です。もちろん、コンビニエンスストアが併設されていました。今後、庁舎建設を行う本市としても、新庁舎には不可欠だと考えます。



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議場です。もちろん、こちらも国旗が掲げられていました。これまで、視察等で議場を見学させていただいた自治体で、国旗の掲げられていないところは無かったと記憶しています。ちなみに、本市の議場には掲げられていません。



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倉敷市教育委員会の職員の方から説明を受けている様子です。



目的とした事業は、『①学力向上総合プロジェクト』、『②英語教育総合プロジェクト』、『③公立図書館・学校図書館連携事業』の3つです。


①では、現役の学校教員以外に、非常勤講師や学力向上支援員、退職教員等のスタッフを多く採用しながら、≪児童生徒の学力に応じた個別指導≫や≪春休みの課題作成≫、≪現役教員への指導助言≫、≪放課後授業≫などを実施されています。


また、小中学校におけるデジタル教科書の導入やICT環境(大型デジタルテレビやプロジェクター)の整備が進められています。


②では、『中学校を卒業するまでに英語を話す』ことを目標の一つとして、小中学校に外国人英語講師を派遣し、小学校低学年から英語学習に取り組んでおられます。


③では、各学校図書館において、公立図書館の蔵書検索システムを構築しているというものです。


倉敷市では、英語教育やICT環境の整備など、どちらかと言えば≪先進的なもの≫に注力しながら、児童生徒の学力向上に取り組まれていますが、それと同様に印象に残ったことは、倉敷を愛する≪郷土愛の醸成≫に非常に力を注がれているということでした。


庁舎では、至る所に【倉敷市民憲章】が掲示され、すべての小中学校にも同様に掲示されているようです。


また、郷土倉敷についての自分の考えを英語で話す『倉敷市長杯英語スピーチコンテスト』も開催されています。


ちなみに、≪郷土愛≫といえば、つい先日のブログで、福島県会津若松市での『あいづっこ宣言』を紹介いたしましたが、もちろん、和泉市にも『和泉市民憲章』が定められています。残念ながら、市から積極的に市民に周知をしている動きは全く感じられませんが・・・(悲)。これについては、もっと真剣に取り組む必要があるかと考えます。


以上、2日間に亘って教育関連の取り組みについて勉強をさせていただきましたが、両市からご教示いただいた事例は、素晴らしいものばかりでした。


今回の視察で得たものを少しでも今後の教育行政に反映していただけるよう、早速、教育委員会に情報提供をしたいと思います。


最後に、赤磐市&倉敷市でご対応していただきました関係者の皆さま、この度は誠にありがとうございました。