堂々とうさぎ | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

はいっ、あけましたのでおめでとうございます。

今年はなんとまぁ、うさぎ年なのですよ。
毎年、何年であろうと必ず年賀状にうさぎを書いていました。
自分の署名のようなものなので。
で、いつも「うさぎ年じゃねーだしょ」
と突っ込まれましたが、素知らぬ顔をしておりました。
でも、今年はうさぎを書き放題です。
世のデパートやショッピングセンターでもうさぎコーナーが
例年より幅をきかせているようで何よりです。

と、うさぎ談義に関して、今年は干支を理由に
ちょいちょい出てくるのでこのへんにしときます。

元旦といえば…

お正月は実家で過ごすこと。
和装をすること。
地元の神社でお参りすること。

の三原則を守っております。

というわけで、昨日から実家に帰り、家中の隅から隅まで大掃除しました。
で、朝、起きるとお膳立てしてありました。リアルに。
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母は料理がうまいです。見て楽しい。食べておいしい。
特に行事のときは気合いが違います。

真ん中の最上位部に配置されたのはなんてことない
かまぼこでした。昨日までは。
ただ母の手にかかると「松」に変身してしまうのです。
もはやアート作品です。

なのに姉は「蝶々にしてほしかった」とぼやいていました。
このやりとりで関家の平和な正月の様子が垣間見えるかと思います。

あと、相変わらず行事に忠実な我が家では
カットしてもいいんじゃないかという小道具が出てきます。

お屠蘇→邪気を払い長寿を願ってのむ薬酒。
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時代劇かっ!と突っ込まれそうですが、
ちゃんと一人ずついただくのです。

こんなところからも、形から入る関家の全貌が見えるかと思います。

で、今年も気合いを入れるため赤い着物で
歩いて行ける距離の神社に出陣。
お参りし、おみくじをひく。

開く。

と、







「半吉」





半吉?必殺仕事人?
なにこれ?内容から察するに「あんまりよくない」ことは
推測できました。

で、いま調べたら12段階になっているおみくじのときに
吉と末吉の間に位置するらしいのです。
…中途半端!
ってかむしろ凶とかのほうが潔いんじゃ、、

とかいいません。半吉さんのお怒りにふれそうなので。





とまぁ、どんな結果だろうと今年はBダッシュしていくと決めたので
いいんです。


うさぎ並に一目散にかけていきますから。

うさぎ並に耳をぴんとたてていろんなもの
キャッチしていきますから。



うさぎ跳びは体に悪いらしいのでしませんから。