こちらも誰かのおススメで紹介されてた本(笑)
両親を事故で亡くした悲しみから立ち直れず、
仕事も家事もせず家に引きこもるベンと、
突如庭に現れた古びたロボット、タングのお話📖
最初はなかなかうまくコミュニケーションが取れないながらも、なぜかそのロボットに惹かれ、タングと名付けてかわいがるベン。
妻は仕事もせずロボットに構ってばかりいるベンの気持ちについていけず、ついに二人は別れてしまいます。
ベンは壊れたタングの持ち主を探すため、長い旅に出ます🚗
いろんな困難にぶつかりながらも二人で乗り越えて行く度、沈んでいたベンの気持ちにも変化が表れ、またタングも複雑な感情を持つようになります。
最終的にタングは持ち主と再会し、故障も直るのですが、ここで終わりではないところが良かった
旅から戻った後もいろいろと事件は起きるものの、成長したベンはなんとかうまく対応していきます。
そんな変化に家族は驚き、元妻との関係も徐々に回復。
この辺りも面白かった
それと、旅の途中で日本にも立ち寄るのですが、なぜかえらく好意的に書かれていて、それもなんだか嬉しかった
誰もがいろんな困難にぶつかるだろうが、
結局は自分で解決するしかなく、
でも、側にいてくれる人が居ると
何倍も心強いんだろうなぁと気付かせてくれる本でした。