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福島県でとんでも無い事件が発生しました。除染業者が福島県田村市東部の小さな集落で家主の許可を得ずに、勝手に放射性廃棄物などを処分していたとのことです。
これが発覚したのは除染作業員からの暴露で、暴露した除染作業員が指示した場所をショベルカーで掘ってみると、大量の布切れやビニールなどのゴミが出て来ました。
作業現場に立ち会った市職員は即座に警察を呼び、現在は現場検証などを行っている最中です。

それにしても、除染したゴミを山奥や川に放置した業者は沢山いましたが、民家の庭に埋めるという話は初めて聞きました。このような除染ゴミの不法投棄を聞くと何時も思うのですが、そんなに除染したゴミを処理場に持っていくのが大変なのでしょうか?

10万とか100万単位でお金を取られるのならばともかく、そこまでお金は使わないはずです。確かに除染ゴミを置く場所が不足しているのは事実ですが、それでも民家に不法侵入しなければいけないほど追い詰められている事に強い違和感を感じます。


☆【スクープ!】でたらめ除染 放射能ガラクタ、民家の庭に投棄 (週刊朝日12月13日号 関連動画)

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☆スクープ!でたらめ除染 放射性ガラクタ、民家の庭に不法投棄
URL http://dot.asahi.com/wa/2013120200030.html?ref=wa

引用:
パワーショベルが、地中に深く埋められた「除染の闇」の動かぬ証拠を掘り起こした。除染特需となっている福島県で放射能を帯びたガラクタを除染業者が家主に無断で庭に埋める、という前代未聞の不法投棄事件が今西憲之と本誌の取材で明らかになった。福島警察も捜査に乗り出した。

 問題の現場は福島第一原発から約20㌔の距離にある、福島県田村市東部の小さな集落だ。この地域は避難指示解除準備区域で、除染は国の予算で行われており、同市が主体となった、いわば”公共事業”だ。

 端緒は11月初旬、今西氏の元に届いた1通の手紙だった。差出人はまったく面識のない吉田慎三さん(40代、仮名)。手紙には簡単な地図が描かれ、〈埋めた場所〉と記されていた。

 そしてこう記されていた。
〈放射線を含んだ物が埋められている。早く掘り出さないと大変なことになる〉

 手紙によると、吉田さんは除染の作業員として放射能に汚染されたゴミを民家の庭の地中に埋めたという。内部告発を放置できないと取材班は地図を手掛かりに埋めた場所を特定した。
:引用終了


まあ、「誰も居ないから丁度良いや」という感じで埋めたのだと思いますが、何度も似たような不法投棄が相次ぐということは、そのような行動をさせる大きな要因があるはずです。

そもそも、除染作業というのは、一時的なその場凌ぎに過ぎません。数日程度ならばともかく、何年も人が住むような場所は除染では全くと言っていいほど、放射能の除去が追いつかないのが現状です。これは最新の除染技術でも同じで、福島第一原発から今も毎日2億4000万ベクレルもの放射性物質が放出され続けている以上は、除染をしても直ぐに線量が元に戻ってしまいます。

更に言えば、除染作業員の被曝問題もあり、安易な除染作業は「特攻隊」と同じだと言えるでしょう。福島全土を除染するよりも、福島県民全員を避難させたほうが何兆円も安上がりです。お金と人を奪っていく除染作業は日本を弱体化させるだけなので、今直ぐにも中止させるべきだと私は思います。


☆ドイツZDFテレビ(フクシマ)最悪事故から2年、除染・甲状腺がん


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