数ヶ月ほど前に、滋賀県高島市の琵琶湖畔で放射性物質に汚染された木材チップが発見されました。NPO法人「市民環境研究所」がこの木材チップを放射能測定してみたところ、チップから1キロ当たり約1万2000ベクレルもの放射性セシウムを検出。
木材チップの総量は約300トン(約36億ベクレル)で、今も高島市の鴨川河川敷に勝手に置かれて、放置状態となっています。木材チップの上には行政がビニールシートを被せて飛ばないようにしていますが、大雨や洪水で流れ出す可能性があるとのことです。
*1万2000ベクレル×300トン(30万キロ)=36億ベクレル
『FRIDAY』10月18日号の記事には、「県によると、木材チップは福島県本宮市のHという製材業者からでたものだった。」と書いてあり、木材チップを放置したのは福島の除染業者であることが判明しています。
現在もこの業者とは一切の連絡が出来ないようで、滋賀県の嘉田知事が「クリスマスプレゼントとして、トラックに積んで東京電力の前に持って行きませんか」というような冗談を言うほどのお手上げ状態です。
現在も解決手段が見つからないまま、琵琶湖のすぐ近くに約36億ベクレルもの汚染木材が放置されたままとなっています。
☆汚染木材チップ放置 高島市が嘉田知事に撤去要請
☆汚染木材:放射性セシウム、滋賀県の4倍検出 NPO測定
URL http://mainichi.jp/select/news/20131120k0000e040221000c.html
引用:
毎日新聞 2013年11月20日 15時00分
滋賀県高島市の琵琶湖畔に放射性物質に汚染された木材チップが放置されている問題で、京都のNPO法人がチップから1キロ当たり約1万2000ベクレルの放射性セシウムを検出したことが20日、分かった。県が公表した濃度の4倍にあたり、国が処分する指定廃棄物の基準値8000ベクレルを超えていた。県の濃度が低かった理由として、台風の後で雨水を大量に含んだ状態での測定が原因とみられ、専門家は「やり方が不適切だ」と指摘している。
一方、県は「汚染の疑いが強まった時期が雨の後だった。測定方法に問題はないと考えているが、撤去する際に再調査も検討したい」としている。
問題のチップは約300トン(約580立方メートル)あり、今年3月から高島市の鴨川河川敷に勝手に置かれ、一部は袋入りで放置されている。県などの調べでは、東京都の会社経営者が東京電力福島第1原発事故で汚染された木材チップを、福島県の製材会社を通じて、滋賀県内に運び込んだとみられる。
今回、測定したNPO法人「市民環境研究所」(京都市)代表の石田紀郎(のりお)・元京都大教授(環境毒性学)らメンバーは10月31日、放置現場4地点でチップを採取。含まれた水などを3日間自然乾燥させた後、測定装置で調査。1キロ当たり約1万2000ベクレルの放射性セシウムを検出した。
:引用終了
☆滋賀県琵琶湖
URL https://maps.google.co.jp/maps?q=%E6%BB%8B%E8%B3%80%E7%9C%8C%E9%AB%98%E5%B3%B6%E5%B8%82%E7%90%B5%E7%90%B6%E6%B9%96%E7%95%94&ie=UTF-8&ei=cLqQUqWAMsWikwW61IGIAg&ved=0CAgQ_AUoAg
☆嘉田知事問題発言 セシウムチップ「東電にXマスプレゼント」
URL http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/11/14/kiji/K20131114007008310.html
引用:
滋賀県の嘉田由紀子知事は13日、同県高島市の河川敷に放置された放射性セシウムを含んだ大量の木材チップについて「クリスマスプレゼントとして、トラックに積んで東京電力の前に持って行きませんか」と発言した。解決策が見いだせない焦燥感から述べたとみられるが、知事の言葉だけに、波紋を呼びそうだ。早期撤去を求めて県庁を訪れた福井正明・高島市長との会談で、嘉田氏が「市長に提案」と切り出した。
嘉田氏は「河川法、廃棄物処理法では出口が見えない。行政代執行では持って行く場所がない」と説明。「本質を考えたら、環境汚染は排出者責任。セシウムを出したのは(原発事故を起こした)東電だ」と怒りの矛先を東電に向けた。
:引用終了
☆滋賀の河川敷に放射能汚染の木材チップ 東京の会社放置
URL http://aoitombo.s100.xrea.com/takashima-chip.html
引用:
琵琶湖に注ぐ滋賀県高島市の鴨川河川敷に、東京電力福島第一原発事故で放射性セシウムに汚染されたとみられる木材チップが、大量に放置されていることがわかった。県は、関与したコンサルティング会社=東京都千代田区=に原状回復を指示したが、同社の男性社長と連絡が取れず、河川法違反(形状変更)や廃棄物処理法違反容疑での刑事告発も検討している。
県によると今年4月末、河川管理用の無舗装路に、木材チップが長さ約570メートル、厚さ約20~30センチにわたって敷き詰められているのが見つかった。河口付近でもチップが土嚢(どのう)77袋に詰められ、放置されていた。(朝日新聞デジタルより引用,2013年10月7日)
いきさつについて、講談社『FRIDAY』10月18日号]の記事が紹介されていたので転用する。
「10tトラックが来たのは、春頃かな。てっきり木材チップで、デコボコ道路をならしているのかと思っていた。近所を散歩している人が県に通報したらしい。」(近隣住民)
滋賀県が調べたところ、投棄作業をしたのは、東京の「ホームサーバー企画」という会社だった。同社社長で元郵政省(現総務省)キャリア官僚の田中良拓氏が、3月15日に河川敷入口の門の扉の鍵を借り受けていることが確認された。
この事態を受けて、県では投棄した運送業者に連日電話したが、不通。仕事を委託したホームサーバー企画の田中社長の電話も不通で、書類で送付した原状回復措置も「受取人不在」だった。
県によると、木材チップは福島県本宮市のHという製材業者からでたものだった。原発周辺の樹木は、表皮に大量の放射性物質が付着している。この業者は、表皮を剥ぎ、線量を下げる作業を東電から受注していた。
本来なら、放射性物質が付着した木材は国の許可した最終処分業者によって処分されるはずだが、どういうわけか琵琶湖畔に放置されていた。
「滋賀の件については、田中さんから事情は聞きました。あくまでも田中さんのもとで合法的に処理されていますんで。今朝も電話が来て一切コメントを出さないでくれと言われています。」(H製材社長)
実はH製材は2012年12月、田中社長と事務代行契約を結び、東電との交渉を任せていた。関係者によると、同社は約9000tの樹木を処理し、1tあたり5万3000円を東電から受け取ることになっていたという。合計4億7700万ものカネが支払われたことになる。
:引用終了
何者かが意図的に放射性物質をバラ撒こうとしている可能性が高いですね。汚染された木材チップを捨てるだけならば、福島沖や山奥に捨てておけば良いだけの話なので、汚染チップを隠すためだけに何百キロも離れた琵琶湖に持っていくのは違和感があります。
もしかすると、食べて応援や瓦礫処理を仕組んだ方が裏にいるのかもしれません。今回の件に直接指示をしたわけではないでしょうが、間接的に「汚染された物を広範囲にバラ撒け」というような指示を出していると推測されます。
その大本にいるのは前にも紹介したロックフェラーで、彼は安部夫人と一緒に魚を食べて応援キャンペーンを推進していました。滋賀県が選ばれたのは、嘉田知事が未来の党の代表だったからだと私は思います。
いずれにせよ、福島から離れた場所に住んでいたとしても、放射能汚染には注意が必要です。
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URL http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1174.html
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