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秘密保全法への反発が強まっていることから、当初は「知る権利」を法案に明記する予定でしたが、自民党は26日に明記を見送る方針を決めました。自民党議員は「修正される可能性もある」と述べていますが、彼らの行動を見ていると、このまま法案を通しそうです。

「知る権利」の明記を見送ったということは、後に訂正されるにしろ、自民党が「知る」ということについて、「どうでも良い」と考えている事を示していると言えます。
自民党は民主党政権よりも前から、児童ポルノ改正案や共謀罪などの知る権利を奪うような法案を何度も提出していました。

漫画やアニメの規制を含めた児童ポルノ改正案については、麻生政権が提出したものであり、麻生氏を副首相に起用している安倍政権は知る権利を国民から奪おうとしていることが分かります。
彼らが政権を握っている限りは、秘密保全法を潰したとしても、似たような法案が何度も提出されることになるでしょう。


☆<秘密保護法案>「知る権利」明記見送り…政府、自民に原案
URL http://news.nicovideo.jp/watch/nw780387?topic

引用:
 政府は26日、特定の秘密の漏えいや不正入手に厳罰を科す「特定秘密保護法案」の原案を自民党のプロジェクトチーム(PT、座長・町村信孝元官房長官)に提示した。報道の自由について「十分に配慮」と明記。国民の「知る権利」の規定は見送った。来月15日召集予定の臨時国会提出を目指すが、公明党は知る権利の規定を求めており、修正される可能性もある。報道の自由の配慮規定も適用範囲が明確でないことから、国会論戦の焦点になりそうだ。【小山由宇】

 原案では、法案の目的を「安全保障に関する情報のうち特に秘匿が必要なものについて、適確に保護する体制を確立して収集、整理し、活用することが重要」と明記した。報道の自由に関しては「十分に配慮するとともに、拡張解釈して、国民の基本的人権を不当に侵害することがあってはならない」と規定した。

 政府は当初、公明党の要望を踏まえて知る権利も追加する方針だったが見送った。「憲法が保障する基本的人権に該当するか、法律的にも議論が分かれる」(内閣官房)としているが、内閣官房幹部は「今後加わる可能性もある」と修正に柔軟な姿勢を示した。
:引用終了

☆秘密保全法、臨時国会前に手続き=自民・町村氏
URL http://www.jiji.com/jc/zc?k=201309%2F2013091900952&rel=y&g=pol

引用:
 町村信孝元官房長官は19日、自民党の特定秘密保全法案に関するプロジェクトチーム(PT)の会合で、臨時国会への法案提出に向け、「10月第2週中には党として方針を決めたい」と述べた。町村氏はPT座長。
 町村氏はまた、同法案が「報道の自由」を脅かしかねないとの指摘があることに関し、「何かすぐこれで逮捕されるのではないかという過剰な、誤った心配をされる記者が多いのかもしれないが、そんなばかなことはない」と述べ、懸念は当たらないと強調した。 (2013/09/19-19:59)
:引用終了


ただ、秘密保全法に反対している国民は着実に増えてきています。先日に行われた秘密保全法に関するパブリックコメントでは9万を超える意見が集まり、その内、8割が秘密保全法に反対していました。
8割を超えるほどの反対が集まるのはパブリックコメントでは異例中の異例であり、自民党の議員らもこのことには驚いているようです。

「秘密保全法に知る権利を明記する」というような話も当初はありませんでしたし、私達の反対運動は着実に議員らを動かすことに成功しています。今後も諦めないで、秘密保全法の危険性を周囲にドンドン広めてあげましょう!


☆「報道の自由」明記=秘密保護法原案―意見公募は反対8割・政府
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130926-00000142-jij-pol

引用:
政府は26日、国の機密情報を漏えいした公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法案について、「報道の自由に十分に配慮する」と明記した原案をまとめ、自民党のプロジェクトチーム(PT)に提示した。「知る権利」については憲法に規定がないことから、盛り込まれなかった。政府は与党との調整を経て、法案を10月15日召集予定の臨時国会に提出し、成立を目指す。

 ただ、政府が実施した法案概要のパブリックコメント(意見公募)では、約8割が反対だったことが判明。「報道の自由」の明記で法案への慎重論が沈静化するかは未知数だ。
 同法案をめぐっては、拡大解釈により国民の「知る権利」を侵害する恐れがあるとの懸念が与党の公明党からも上がっていた。「知る権利」の扱いに関し、自民党PT座長の町村信孝元官房長官は記者団に「書くべきか否かは決まっていない。あらゆる可能性はある」と述べ、政府と調整を続ける考えを示した。
:引用終了

☆秘密保全法 岩上安身


☆山本太郎「全国街宣キャラバン」渋谷ハチ公前 2013年9月22日


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