
現時点では詳細な情報が分からないのですが、今月にイスラエルのディモナ原発で何らかの事故が発生していたようです。
ディモナ原発のセキュリティが暴露した情報によると、ディモナ原発周囲30キロに放射性物質が漏れ出し、作業員38人が放射線被曝をした可能性があるとのこと。
また、アメリカやフランス、ドイツの専門家チームが現場に駆けつけたところ、イスラエル側は彼らの立ち入り調査を拒否しているようです。
そのため、この原発事故に関する情報は極一部のメディアしか報道しておらず、現時点では彼の暴露情報以外の情報は殆どありません。
☆A New Chernobyl, This Time in Israel
URL http://whatsupic.com/politics-world1/1561-a-new-chernobyl,-this-time-in-israel.html
引用:

匿名希望のセキュリティ関係者によると、最近に技術的欠陥が原因で、核物質を扱うディモナ原発4号機で深刻な被害が発生していることを我々の記者に語った。
この事故では、放射性物質が原子力発電所の周囲30キロ内に漏れ出しました。彼は「事故の影響で放射性被曝症状が38の従業員の体に見られた」と述べています。
フランス、アメリカとドイツの専門家の特別チームが被害調査をしようとイスラエルに入るも、イスラエル側は非効率を理由に現場への立ち入りには良い返事をしていない。
:引用終了
☆原子力専門家がイスラエルに警告―ディモナ原発は福島原発に酷似
URL http://www.panorientnews.com/jp/news.php?k=864
引用:
東京(パンオリエントニュース) イスラエル、ディモナの原子力研究センターの元重役であるウジ・エヴン氏が、ディモナ原発も原子炉が老朽化しているため冷却システムが操業不能に陥る可能性があり、広い範囲に被害を及ぼすような事故が起こるリスクがあると警告した。
グロープスによると、エヴン氏はディモナと日本の原子炉は似ている、と話している。「原子炉が建設されたのが同じ40-50年前であり、基本的に原子炉の設計計画も似ていた。急所はやはり冷却システムで、運転にはかなりのエネルギーが必要でこれは停止後も同様である。冷却システムが機能を停止すれば炉心が崩壊する。これが日本で起こったことである」
もちろんディモナのネジェヴ砂漠と日本では気候や自然条件の違いはあるものの、エヴン博士はディモナ原子炉の老朽化、及び外部から原子炉の稼動状況の監視ができていない事実などを挙げて、ディモナの原子炉の機能停止の可能性が高いことを警告している。「イスラエルには強い地震や津波の可能性はないとは言え、冷却システムの崩壊が偶然、あるいは人的ミスにより起こることは十分にある。我々の原子炉はすでに建設から50年たっているのだ。これは他の国の基準から遥かに長い操業期間である。」
:引用終了
ディモナ原発は「福島原発と同じ構造をしている」と専門家から指摘をされていた脆い原発です。ここ最近は急激な気候変動や災害も頻発していたので、何らかのトラブルが発生したと推測されます。
*もしくはテロ攻撃?
現時点では「爆発した」というような情報もないので、福島原発事故やチェルノブイリ事故のような大惨事にはなっていないと言えるでしょう。
おそらく、日本の茨城県で発生した東海村臨界事故のような感じだと私は思います。この件に関しては、今後も続報が入り次第、追記いたします。
アメリカはなぜイスラエルを偏愛するのか (新潮文庫)
黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア
検証 福島原発事故 官邸の一〇〇時間
東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと (幻冬舎新書)
福島原発事故独立検証委員会 調査・検証報告書
検証 福島原発事故・記者会見――東電・政府は何を隠したのか
GMP基準認可 ヨウ素250mg錠剤