栄養吸収の条件 | KTMの考えるな・・・感じろ!!

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パーソナル整体師・トレーナー、格闘家加藤実のブログです。

前回は五大栄養素の話をしましたね!
では、今度はもう少しだけ詳しく入っていきましょうかね!


この栄養素の話で、


「生物は一番足りない栄養素の分までしか生育しない」
これは、「ドベネックの桶」と言われる、ドイツの科学者リービッヒが唱えた植物の生育に関する理論です。
この理論では、植物の成長を水を満たした木桶に例えます。
一枚の板を一つの栄養素と考えて、どれか一つの栄養素でも足りないと、植物は一番足りない栄養素の分までしか生育しないとされています。



私たちの身体も、同じく桶に例えることができます。
風邪予防にビタミンCが効くからと言って、ビタミンCばかりをたくさん摂っても、他の栄養素が足りなければ、ビタミンCは本来の力を発揮できず、風邪を予防することができません。
大人向けサプリメント等で「ベースサプリメント」として、マルチビタミンを摂ることを推奨しているのはこの考え方によるものです。

栄養はバランスよく摂り、基礎を固めてはじめて体に役立つもの。
これからの身体作りのために、
「炭水化物」「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」「脂質」からなる「5大栄養素」を中心に、栄養の基盤を整えていくことが大事になりますね!