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上のアドレスバーにアメリカの覇権は2020年に終わるとある。

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米覇権はいつ終わるのか?

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なぜ2020年に米国の覇権が終わるのか?また2020年まで米覇権は維持されるか?
この2点が問題点である。

①2020年までになぜ?米国が衰退するのか?

おそらくこの意見は中国が2020年ぐらいもしくはその前後にアメリカの経済を抜き世界一位になるからだと予想されているからだ。ただこの意見には付け加える要素がある。工業生産力では中国はすでに世界一だ。また前中国国家主席の胡錦濤氏はG2と言う世界分割支配をアメリカから要請されたとき断っている。中国が国際的な問題に介入することには消極的であった。そのため経済的実力はあっても覇権を握ることをしたくない態度であったことは間違いないだろう。ところが習近平国家主席は国際的影響力を拡大させるのに積極的である。そうしたこととアメリカの経済の状況がさらに悪化もしくは破綻状態になれば2020年前にも中国が覇権国家になるか中国を中心としたBRIC”sが世界を運営する可能性が濃厚だと考えてよいだろう。アメリカの経済は今、QE3すなわち大規模な金融緩和で支えられている。もし金融緩和をやめれば株式市場の暴落、新たなサブプライムローンやリーマンショックのような状況にななりかねないしまたCDSの破綻がおきアメリカ自体債務不履行(デフォルト)状態になる。そうなれば世界の覇権は自動的に中国に移るだろう。

②2020年まで覇権が続く根拠は?


おそらく日本国内において米国の力をうまく利用して権力を牛耳る官僚組織が2020年までアメリカの覇権が続いてくれることを期待しているからそうしたことが言われている。また日本の官僚機構(外務省)は核兵器を作る計画を立てているらしい。これは独裁国家の考えに似ている。核ミサイルさえ持てば独裁政権が維持できると考えてのことであろう。国民の生活を犠牲にして日本の経済を悪化させその上アメリカに巨額な金を貢ぎ核ミサイルを作り権力を維持させようとする官僚組織の野望は打ち砕かなければならない。