ジンバブエのムガベ大統領は国際的に批判されている指導者の一人だが、私はあえて言いたい「がんばれムガベ大統領」と!

ジンバブエのことを説明する必要がある。
ジンバブエのムガベ政権以前の状況は少数のイギリス系の白人の富を搾取する体制であった。大多数の黒人が貧困に苦しんでいた。このようなシステムは他のアフリカ諸国にも見られる。(南米も同様だ。しかしイギリス系の白人ではない。)
このようなアフリカの不平等に仕組みは植民地支配の名残である。またインド系やレバノン系の少数グループが富を独占する国家もある。このような不平等の中それを改革をするために立ち上がったのがムガベ大統領なのだ。


ムガベ大統領はジンバブエの経済システムや社会構造が不平等であり少数の白人が大多数の黒人を搾取する体制であった。そのためそれらを改革したのだ。非民主主義的な手法も使ったかもしれないがこの改革自体、稀有なことである。世界の途上国の大半は少数による大多数の搾取がほとんどだ。それを富を分配したことには大いに評価されてもよい。

しかし英米のマスメディアはムガベを冷酷無比の独裁者というデマを垂れ流し世界中の人をだましている。その構図はイランのアフマデネジャド大統領に対する扱いも同じようなものだ。「もっとも危険な独裁者」というような評価を受けているらしい。イランのことはともかく英米による情報隠蔽や捏造によりジンバブエ情勢が正しく伝わらないのが事実であろう。

日本では対米従属をやめた後真実を伝えるのではないかと思われる。