ノートルダム大聖堂 in フランス ~パイプオルガンとステンドグラス~
<2010年10月12日 火曜日 45日目>
今日はパリ市内を気の赴くままに巡ることにした。
まずはメトロに乗ってシテ島のCite駅へ。
サント・シャペルのステンドグラスがキレイだというのでまずそこに向かってみたが、
コンサートが行われるということで入れなかった。
なので仕方なく、というわけではないけれど、すぐ近くのノートルダム大聖堂に行ってみることにした。
見えてきた!
誰もがどこかで一度くらいは何となく見たことあるような形じゃないだろうか?
混んでたので、まずは外を一周することにした。
これがフライングバットレスというやつか!
いやいや、よくこんなものを作ったもんだ。
周りはなかなかほのぼのした雰囲気。
すいてきた!
中に入る。
偶然かいつもなのか…、
パイプオルガンの音が教会内部に響き渡っていた。
幾重にも反射して辿り着くその音が、私の心の奥底まで入りこんで体の芯をジンジン震わす。
涙がボロボロ流れてきた。
なんだこれは?
なにに私は感動しているのか?
音か?
空間か?
それとも、その両方か?
ヤバイ。
なんてすごい装飾。
なんなんだ、これは。
うぉわぁー……。。
ゴシック建築なめてました、すいません。
いや、ホントすいません。
こんなすごいとは…。
ヒエェ~……。
この偉大なノートルダム大聖堂が街中にポツンとあっても、浮くことはない。
周りの建物が負けず劣らず立派だからだ。
改めて、正面から対峙する。
見れば見るほど恐ろしい出来栄えだ。
ふとガウディのサグラダ・ファミリア を思い出す。
あの彫刻的要素は、ガウディの特徴というよりは西洋建築の流れを汲んだものと考えた方が良さそうだ。
ナナメから全体像を眺める。
すぐ近くをセーヌ川が流れていた。