i-phoneをスラれた翌日
宿でいじけてても仕方ないので、再び警察署に出陣。
同じ宿のおじさんの友達が書いてくれたスペイン語のメモを見せたら、
すぐに「盗難証明書」を発行してくれた。
ふぅー・・・良かった。
そんなわけで
今回は、スペイン語圏で盗難に遭ってしまった場合はどんな手続きが必要か、
苦しくも経験者となってしまった私から
次に被害に遭ってしまった方の参考になればと思い、書かせていただきます。
1、近くの警察署に行く
私は初め、交番に行ってしまいましたが、
そうすると、二度手間になります。
交番などでは、正式な手続きはできない場合もあるようなので、
警察署に行きましょう。
2、事情聴取後、盗難証明書を発行してもらう
どこで盗難に遭ったのか、犯人の顔を見たか、
どんなものを盗まれたのか、など、警察官に色々聞かれますが、
まず、スペイン語なので何を言っているかわかりません。
警察なので、英語を話せる人がいるだろうと思っていましたが、
残念ながら、私の時は1人もいませんでした・・・
私は2歳児レベルのスペイン語を駆使して、なんとか頑張りました。
辞書をひきたくても、私のスペイン語辞書はi-phone・・・
めちゃめちゃ歯痒かったです・・・
ただ、歯痒かろうがなんだろうが、伝えなければなりません。
もし、どうしても、伝わらない・・・。
なんてことがありましたら、
普通の日本人宿なら助けてくれるはずなので、
一度宿に戻って、オーナーさんなどに相談した方がいいかもしれません。
ただその際、
「アテにされても困る」とか言われたら、
とっとと引き下がりましょう。
時間の無駄です。(根に持つタイプ・とらべりぃ)
日本人宿に泊まっていない場合でも、
ユースホステルのスタッフや
ホテルのスタッフなら力になってくれるはずです。
それでも、手助けしてくれる人がいなければ、
インターネットに頼る他ないでしょうね・・・
在スペイン日本国大使館はスペイン語での盗難証明書の見本を
インターネットに公開していますので、
こういうものを見せて
「ミズモ、ポルファボール(同じのください)」で何とか通じるのではないでしょうか・・・
http://www.es.emb-japan.go.jp/japones/anzen_higainiattara.htm
3、保険会社に電話
警察での手続きが終わったら、保険会社に電話しましょう。
有料の地域からかけても、折り返しかけてくれるので、
今、かけている番号が何番なのか、把握してからかけた方がいいです。
保険会社の人にも状況を説明しなければなりませんが、
日本語なので、そのまま答えれば問題ありません。
保険を適応するには盗難証明書の原本が必要になります。
私は長期旅行のまだ前半なので、とりあえず盗難証明書の原本を日本の自宅に郵送しておき、
帰国後、保険の手続きをすることにしましたが、
今すぐ手続きをしたい場合も、そのやり方を保険会社の人が教えてくれます。
保険会社によって方法は違うかと思いますが、
損保ジャパンの方はかなりかなり親切丁寧で、
「あぁ、ここで良かった」とほっとしました。
オススメです。
・・・・とまぁ、ずらずら書いてみましたが、
これだけ面倒なんですよ・・・。
これがもし、パスポートだったら、
この何倍も大変だったんだろうなと思うと、
本当、ぞっとします・・・。
あ、勿論、携帯の場合は携帯電話に電話して
回線をストップしてもらう必要もありますが、
電話を一本かけるにしても、インターネットで電話番号調べて、
電話屋にいって~・・・と、落ち込んでいる最中に
やらなければならないことがいっぱい出てきます(>_<)
私は今回、自分の落ち度が多いにあったので、
自分を責めて責めて凹みましたが、
凹んでても仕方ないので、
やることはとっととやってしまいましょう!
私のように悲しい思いをする人が今後出てこないことがベストなんですけどね・・・