ラテンの貴婦人。
憧れの夢の理想の女性である。
ラテンがどうして滅茶苦茶好きになったか分からない。
トルストイ、スタンダール、そして音楽。
ラテン語。
ゲルマンは苦手。
言語も音楽も
ラテンは明るい、開放的。
パリは自由恋愛。
恋の為なら、すべてを投げ出す。
小説もすべてを読み漁る。
ジプシーのエンリコマシアスは今でも、50年前のステレオで聞く。
アナログの音は心地よい、木製のバイオリン構造から出るスピーカーの音は聞けば聞くほどよくなる。
今の五月蠅い金属音のスピーカーは神経をやられる。
プレスリーも明るい、アメリカのラテンと、聞いている。
ビートルズの音は受け付けない。
マイウエイは最後のプレスリー。
南米のクラッシックは最高。
オカリナも大好き。
明るい中にも静かさもあり、慰められる。
最後の針を大事にしながら聞く。
バーバカラックの澄んだ音楽は、もういうことがない。
パラグアイの厚生大臣のアルバレンガから、送ってもらったイクアスの滝の古典音楽。
アルバの裏にはスペイン語で娘たちにお茶を教えてもらった、感謝の言葉がスペイン語でびっしり書かれていた。
その後、軍事政権になり、消息がないのが辛い。
セルジオメンデスは、初めてのガールフレンドの実家に押し掛けたとき、プレゼントされた。
それ以来、セルジオの虜になる。
イパネマの娘、サマーサンバ、ソウナイスは未だに口ずさむ。
ラテン音楽は、何百というガールフレンドの思い出と重なり、ラテン文学は私の自由恋愛の原点。
私は、茶道も夢中でやるが、ラテンの明るさ自由が私の心情、熱情はラテン。
それが疎外されると、壊れる。
鬱になる。
もう、何が起きようと自分の本性をお点前で磨く。
今日は久しぶりに、アルパカのセーターを初日に一番気に入ったものを選んだ。
椿ではなが、いつも姉たちがクリスマスのプレゼントにアルパカのセーターをくれるのが、今年は自分の気に入ったものを着たかった。
アルパカは南米パラグアイのもの。
来てるだけで、サンバのリズムで踊れる。
来年はアルゼンチンタンゴの踊りを習おう。