茶道体験教室 パート3 から茶道日誌へ 生徒さんとの日々のしおりとして、このブログを使わせていただきたいと思います。

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もう、クリスマスのお花である。


家内もお手直しが追いつかない。


上の二つは初心者のお花、お手直しはまだである。

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クリスマスが近づくと私の悲しみが蘇る。


姉は七年前の今日心臓で急死。


50台であった。


母も心臓は悪かったから遺伝もある。


姉は心臓弁膜症で有名な教授に治療されて治ったと油断した。


どんな名医でも心臓は難しいといわれる。


私も現在耳鼻科から脳神経外科に回されそうだが、粘りに粘って断ってきた。


頭を割られて治るなら良いが、半々の確立ではとても手術はごめんである。


手遅れになると耳が聞こえなくなると脅かす人もいるが、まあケセラセラ!


明日は大事な検査の結果が出る。


怖い!


姉も私も心臓も悪い。


今は胸の痛みが左右で姉の時と同じ。


えーい!


今日は今日の命。


思い通りに生きよう!


熱き血潮の一滴おのれの命に賭けてみなと昔作った狂歌を呟く。

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姉が亡くなり、悲しみは深く。


毎日、冬ソナの音楽を聴いて、号泣していた。


まだ、冬ソナのドラマも見ていない時である。


慰められた。


7年ぶりに聞いた。


やはり涙した。


あちこち針飛びがあった。


何百回と聞いたのだ。


姉とは兄弟で、恋人同志のよう。


いつも仲が良すぎるので仲間にからかわれていた。


姉の卒論は私が書く、マスコミの中立がテーマ。


一晩で書いて姉は卒業。


結婚相手も私に選ばせた。


選んだ相手は、剣道部の部長、丈夫で長持ちのお坊ちゃん。


ついに最後は姉にすべてを譲っていた。


姉は不良で、もう高校の時に六本木、渋谷の夜を遊びまくっていた。


お蔭で、退学。


勉強も嫌い、それでいて有名大学に入る。


不思議だった。


姉の周りにはいつもたくさんの男性や女性が取り巻いた。


どういう訳か、人をひきつけ人気があった。


勉強はしないが頭はよかったから、始末に負えなかった。


口がうまい、母の血統だろうと思う。


姉のなくなった悲しみで、歌も歌いだす。


父も続いて亡くなる。


父も辛かったのだろう。


喉頭がんで手術は拒否、4年は生きられなかった。


今日は父の家に行き、姉の着物を初めて抱いた。


泣けた!


まだ、袖を通してないものがあった。


姉の和服姿は見たことがない。


真っ赤なチャイナ服は覚えている。


幻に姉の着物姿をどこかで見たような気がしたが、記憶が飛んでいる。


姉は本当は着物が好きだったのだ、ごめんと誤り大事な着物に風を通して生かした。


このまま、ここで終わらせはしない。


僕も、姉も蘇るんだと思いっきり着物を抱きしめた。


家に帰ると、姉のために我眉臨済の鶴の舞を10年ぶりに踊る。


洗礼を受けてからは、やらなかった。


身体はがたがた、片足で立つのは難しかった。


だが、大きく呼吸を整え、気を吐くと指先からの気が蝋燭を揺るがす。


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すべて、今日の予定が終わり、母の店を貸切一人で烏賊の塩辛を魚にお酒を浴びるほど飲もうと思った。


理由ははっきりしている。


ヤケ酒である。


先立たれた姉への思ひだけではない、新しい恋も微塵に散る。


憂さ晴らし。


山ほど塩辛も酒もある。


母が私のために作ってくれたのだ。


何もかも知り尽くしている母には敵わない。


呑みたいだけ、お飲み、お前の気持ちは分かっていると声まで聞こえるようだ。


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やはり、母の塩辛も久しぶりで飲む日本酒もうまかった。


これだから、生きててよかったと思う。


いきなり、妻が入ってきた。


支部の役員会を飛ばして、帰ったらしい。


流石、感が強い。


徳利は取り上げられ、飲んだのは御猪口一杯。


何とも、悲惨な七回忌!


エッコももっと飲みたいのだがと妻を見ると、おっかない顔で睨みつけられた。


お前は、この間私の留守に大事なウイスキーをがぶ飲み、暴れて倒れて大変だったんだぞーといきなり、襟首をつかまれてぶんなぐられた。


私はぶんなぐられて、ニコニコしていた。


どうも、今年は女性にいじめられる歳だなと感心した。


生まれて初めてなことばかり。


あと数週間で終わる。


何とかこれ以上、訳の分からないことは起こらないようにと最後は祈るしかなかった。

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