子どもによって勉強時間は様々だと思いますが、どのくらいしてるんでしょうか。
もし機会がありましたら1週間の家庭学習の時間を計ってみて下さい。
まあ、ただ長くすればいいというわけでもないのですが。
学年によって長さも変わってくると思います。
普通に考えれば学年が上がるにつれて長くなると思いますよね。
でも、実は学年が上がるにつれて短くなることが多いのです。(だらだら長くやっている子も多いとは思いますが。。。)
必ずそうなるわけでは無いのですが。そうなる条件としては習い事として学習塾に通っていい無い子ども達のパターンです。
勿論そのような子ども達全員とはいいません。一部の子ども達なのですが割合は多いと思います。
なぜぞのようなことになるかというと、学年が上がるにつれ「手の抜き方」を身に付けるからなんです。
好き好んで勉強をしたい子どもはごくごくわずかではないでしょうか。
ですから1秒でも早く終わらせ、自分のやりたいことをするために全力を注ぐんです。
これって何か違う気がしませんか。はっきり言ってこれでは勉強する必要もないかと思います。
また、勉強は何をすることを勉強したというのでしょうか。
子ども達に確認すると、みんな声をそろえて「学校の宿題」というでしょう。
そこが大きな落とし穴なんです!
宿題は勉強のカテゴリーにいれてはいけないんです。」
極端な言い方をすれば宿題はしなくてもいいんです。
・・・でもちゃんとしましょうね・・・
宿題というのは基本的に全員に出されるもので一人ひとりに対して出されたものではありません。もちろんその内容が必要な子もいます。しかし、その内容は100%理解し、とできている子にとって不必要なもでしかありません。
だったらその時間を自分のための勉強をしたほうが本来はいいんです。
ですから、宿題をしたから勉強終了!とは言えないんです。
本来勉強はまず学校の宿題を終わらせ、その次にすることをさすことなのです。
と、色々書いてきましたがタイトルの時間についてまだ一切書いてなかったので本題に話を戻すのですが、本来の勉強を進めるにあたって子ども達にまかせても先ほど書いたように手を抜く可能性もあります。
ですからきちっと時間を設定し、その時間は必ず机に向かうようにさせてください。
あとはその設定時間なんですが毎日30分で結構だと思います。
1時間も2時間もはっきりいって毎日はできないでしょう。
毎日することが条件です!!.
学習習慣をつける事が目的でもあるのですが、いきなり長い時間設定しても効果はありません。仮に30分が困難な場合15分でもかまいません。毎日することがポイントなんです。
ある程度習慣化できれば少しずつ時間も長くなってきます。
そうなれば自分からできる事も増え、勉強スタイルもできてきます。
すぐにはできないかもしれませんが根気強くやらせてください。
ただこの時間は中学受験を行わない子たちの場合です。
中学受験を控えている子たちは全く時間が足りません。
6年生の子ども達には目標4時間勉強をさせてください。
毎年受験生に伝ていることをそのまま書くと「家にいる時間の中で4時間勉強しなさい」
家にいる時間ですので塾での学習時間はカウントしません。あくまでも家にいる時間だけで4時間です。
といってもみんなができているわけではありませんが。受験する学校の難易度によって時間は短くはしますが目標時間として設定しています。
ただ最難関レベルの学校を合格している子ども達はみんなそのくらい勉強しています。
子ども達の状況にもよって変わりはしますが、共通していることは
毎日することです!!
小学生の時にこれが出来るようになれば中学以降そんなに心配することもなくなりますよ。